12月 14 2014
先週(~2014/12/12)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(12/8~12/12)の動向及び過去4週(11/17~12/12)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(12/15~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
雇用統計の余波を受け週初こそ上窓を空けて始まったものの、雇用統計を通過すれば年内に材料なしとの思惑勝ちか、週初から下落の一途、木曜日には週初のスタートから約3円を落とす117円前半まで押されたがここで下げ止まりを見せ119円台まで反発も最終金曜日は119円を割るレベルで週越と、調整入りを否めないような展開となりました。
ここ数週間ほど、月足を用いて年内に意識されるレートをいくつか考えておりましたが、先週書いた「最後に考えられる=あわよくば122円」の目標に今ひとつ達しなかった達成感ならず挫折感のような調整なのではないでしょうか。また、これまで書いてきたように122円直上では当面の上値目標も見当たらないので、この先年内は更なる調整進行を視野に入れた方が良いような気もします。
(左図:1990年1月頃からの月足チャート)
初日12/8(月)早朝は上窓を空け雇用統計後の高値を上抜く121.84円まで上昇したものの直後から失速、日経の反落とも相まって徐々に値を下げる展開のまま欧州時間に移ると欧州株もマイナス推移となりドル円も121円を割り込む、更にNY時間に入り米債利回り低下などからドル売りが加速し120.20円付近まで押されたが、その後ダウの下げしぶりなどから120円後半へ持ち直す。明けて12/9(火)午後から日経が下げ幅を拡大すると円買いの流れが主流となり120円レベルまで押され、東京終了付近で120円割れ、欧州も重い動きとなったがNY時間に入り大幅安なダウが引き金となり瞬間的に117.92円と118円割れを見たがまた瞬時に切り返し119円付近へ反発、NY後半にはダウも復調しドル円も119.78円付近まで持ち直す。明けて12/10(水)弱い中国指標から豪ドル売りの反対売買となるドル買いとなり119.90円付近まで反発、しかしここからまた日経の大幅安に連れて118.69円付近まで崩れると以後NYまでこの流れが続きダウの一段安から118円を割れてNYクローズ。明けて12/11(木)序盤、日経が前日比300円越の大幅安となると円買いは更に加速し117.44円まで安値を更新、しかし日経の下げ渋りに支えられ仲値付近では118円台前半まで回復、その後欧州時間から日経先物が堅調となるとドル円も息を吹き返し118円台後半、さらにNY時間には軒並み好結果となった米指標から119.55円付近まで上値を拡大するも、ダウの堅調もここで失速し118.88円付近まで降下。最終日12/12(金)週末最終日は本邦衆議院選挙の結果待ちとも思われる様子見に119円手前での重い展開が続き、結局118.75円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1212.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(12/15~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 123.66 | ~ | 125.33 |
R1 | 121.48 | ~ | 121.99 |
S1 | 117.11 | ~ | 116.59 |
S2 | 114.92 | ~ | 113.25 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.2646 | ~ | 1.2740 |
R1 | 1.2522 | ~ | 1.2551 |
S1 | 1.2274 | ~ | 1.2244 |
S2 | 1.2150 | ~ | 1.2055 |
■次週(12/15~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 120.22 | Low: | 115.85 |
EUR/JPY | High: | 149.37 | Low: | 146.22 |
EUR/USD | High: | 1.2598 | Low: | 1.2350 |
GBP/JPY | High: | 188.02 | Low: | 183.37 |
GBP/USD | High: | 1.5844 | Low: | 1.5629 |
先週(12/8~12/12)の動向及び過去4週(11/17~12/12)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(12/15~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1212.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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12月 21 2014
先週(~2014/12/19)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(12/15~12/19)の動向及び過去4週(11/24~12/19)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(12/22~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
122円を付けられないまま119円を割るレベルで週を超え調整入りを否めない情況から始まった先週のドル円は、原油安~株安の連鎖安の反動による円買いに押され早々から116円を割ることになり調整入りを確定的なものしたかと思えば、その翌日のFOMC以降はV字反発。終わってみれば119円中盤とむしろ週足陽線となり、調整なのか単に押し目だったのか解らないような情況の週となりました。
初日12/15(月)早朝こそ118円を割りこんだが日銀短観を難なくこなしたあとは日経の下げ幅縮小とも相まって119円台に復帰、欧州入り後日経先物の下落から118.15円付近まで押されたが日銀のETF買い入れが発表されると、これを好感して118円台後半まで反発、しかしNY時間に入り指標悪化やダウの前日比マイナスなどから再び118円を割り込み117円台前半まで押されたが、反発もあり117円台後半で終了。明けて12/16(火)動意少なく終日小幅な値動きに終始していたが、欧州時間に入り原油価格が54ドル台まで落ち込むと欧州株が軒並み連れ安となり、この連鎖からリスク回避の円買いへの流れとなり116円前半で多少もんだ後116円を割り込むと115.55円まで大きく雪崩落ち、さすがに売られすぎ感からかNY時間にはダウの堅調も手伝い117円中盤まで反発、しかしNY終了間際にダウが失速するとドル円も連れ安となり再び116.57円付近まで急落。明けて12/17(水)日経がプラスを回復したことを機にドル円も反発色となり午前中には117円台を回復、しかし原油安の懸念とFOMCの期待とが交錯して市場は様子見となり一進一退の動き、NY午後に行われたFOMC議事録公表とイエレン議長会見からその解釈を巡り一旦は117円を割り込んだが即座に反発を開始し結果的に118.70円付近まで上昇。明けて12/18(木)日経の上昇や前日のNYの機運から基調は反発だが原油安がブレーキとなりじり高な展開、欧州時間以降は若干原油も反発となったが資源国通貨の買い戻しにドルが使われ結果トントン。NY時間に発表の新規失業保険やフィリー指数等を通過した後は安心感から119円台を回復。最終日12/19(金)BOJでのサプライズはなく現状維持となったことから前日からのじり高が継続、NY時間に米債利回りの低下から一時119円を割り込んだが週末調整はこれを下げすぎと判断したか午後からは反発、そのまま119円台中盤で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1219.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(12/22~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(12/22~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(12/15~12/19)の動向及び過去4週(11/24~12/19)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(12/22~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1219.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経