3月 14 2010
メインPCが壊れたときの対処
このブログの読者の方はMT4関連のエントリーにアクセスが多いことから
PC絡みの書き物にも興味があるかもしれませんので、今日はその辺を。
実は昨晩帰宅してPCの電源を入れたところ
マザーボード周りのエラーで起動できず
簡単に言えばお亡くなりになりました。
まぁ、昨日も今日もトレードしなくていい日なので
直接の被害はないかもしれませんが
週単位の為替動向や予測のエントリを
書かなきゃならないし、
メルマガも書かなきゃならないし・・・。
で、急遽ノートの方で各種資料を作り
いつもの週間レポートを書き上げ、
昨晩無事にアップしたわけですが、
これが出来たというのは、
ちょっとした仕掛けがあります。
基本的に環境が同じという以外に
MT4の場合ならその設定も同じでないと
同じチャートは描けないですよね。
さてここからが本題です。
MT4がインストールされているフォルダ内の
[config][experts][profiles][templates]
の4つのフォルダをバックアップしておきます。
私の場合は取引会社別に
「AVA」「121」「Broco」の3つのセットがあります。
これをフォルダごと入れ替えることで
環境(PC)が変わっても
同じインジケータやカスタマイズされたセットで
チャートを描くことが出来ます。
今回のようにエマージェンシー的に代替環境でやる場合はもちろんのこと、
デスクトップで使い慣れたチャートをノートでも。なんてときでも、
また、PCを買い換えたりしたときのお引っ越しでも使える方法ですから
覚えておいて損はないかと思います。
さて、ここからはちょっと好き者領域ですが、
真ん中の写真のように私のノートは IBM ThinkPad X40です。
本体で表示出来る画角は1024*768(XGA)ですが、
外部ディスプレイをつなぎ拡張ディスプレイモードにすると
1280*1024(SXGA)になり、普段のデスクトップ環境と同等になります。
こういったことが出来るノートを選んでおく。というのもノウハウのひとつとして
同じく、覚えておいて損はないことですね。
というところで、新しいPCを買ってきたのでこれから組み立て開始します。
メルマガの方は何とか今日中には書き上げて送信できるかと思います。
ご迷惑をかけしますが、ちょっとしたMT4-Tipsを提供した。ということで
なにとぞお目こぼしを・・・。
3月 26 2010
MT4をビデオ代わりに使う
MT4にはEA(Expert Advisor)という動作マクロが装備されおり、
ある条件を満たしたらある動作を行う。と言うことを組み合わせて
自動売買システムを作ることができます。
また、そのようにして作ったEAの動作確認のために
StrategyTesterというものも装備されています。
これはMT4が稼働している時に自動で累積したデータを用い、
より本物の相場の動きに即した動きを再現するための機能です・・・が、
そうです。頭の良い人はもう気がつきましたね。
これを用いると、過去の値動きを再現する事ができるわけです。
では早速その方法です。
1.MT4上部メニューの表示でstrategy testerを選びます。
ボタンが見当たらない場合は、メニューバー中の
[表示(V)]→[StrategyTester]を選択します。
2.tester画面のExpert Advisorで何か適当に選びます。
いたずらに動作の重いEAを使うより、MT4に標準装備のMAやMACDなどを使うのが良いです。
3.好きな通貨ペアと見たい時間足を設定します。
4.「EveryTick」を選んで下さい。
TickというのはTickチャートにも使われているように
売り買いのたびに発生する細かい値動きのことですが
これを選ぶことで一番値動きが細かく再現されます。
また、その右横の方にある「Optimization」の?のチェックは、はずして下さい。
5.日付と時間を使用にチェックを入れ、確認したい期間を設定します。
[送信者][宛先]は再現する期間になります。(英語でなら [From~]と[~To]なので)
なお、あまり長い期間を入れるとデータ量が増大し、動作しなくなることもあります。
6.Visual modeにチェックを入れてから、
strategy tester窓右側にある[スタート]を押すと、新しくチャートが作られます。
7.新しく出現したチャートのティックが動いているのが解ると思います。
また、チャートには通貨ペア名に加え、時間足名(Visual)と表示されていると思います。
しかしこのまま(標準のバーチャート)ではとても見にくいと思うので
好きなビューに改造するか、定型チャートを呼び出し普段のビューにします。
8.Visual
modeの右側にある一時停止ボタン(||)を押して、
好きなテクニカル分析をチャートに追加します。
9.その後再生ボタン(>>)を押すと
チャートが再生され、
テクニカルも合わせて更新されていきます。
10.再生スピードもボタンの横にあるバーで設定する
ことができます。
こうなるとほとんどビデオですよね。
コマ送りしたりリピート再生したりできます。
これを使えば、相場の動いていない土日にもトレードの練習をしたり、
過去の指標発表時にどのような値動きをしたかを再体験したり、
自作EAや他所より入手のEAの動作検証等に使えます。
(↑って、これが本来の使い方です。(^^;)
私が敬愛するロブ・ブッカーさんお勧めのソフトに
「ForexTester」と言う、過去の値動き再現ソフトがありますが
1ライセンス150$と言う高額ソフトです。
(まぁ、真剣に使えばきっとモトは取れます)
無料でこのまねごとができるなんてすごいと思いませんか?
なお、ストラテジーテスターを使うときには
日本時間で表示される121証券のMT4がお勧めです。
再現中に急激な値動きがあ
り、「これは何が原因?」と疑問に思ったとき、
日本時間で表示されていると何かと調べやすいですからね。
以上、MT4をビデオにしてしまう意外な使い方でした。
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By najirane • 未分類 • Tags: mt4, VIDEO, ビデオ