1月 18 2015
先週(~2015/1/16)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(1/12~1/16)の動向及び過去4週(12/22~1/16)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/19~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は直撃までは免れたものの、1/15(木)NY時間入り直後にSNBによるいきなりのユーロペッグ撤廃に市場は大混乱、ユーロのQE入りの憶測などとも相まってクロス円を中心にその影響は少なからずあり、スイス円は暴騰/ユーロ円は急落、加豪NZ円らは急落後に反騰の乱高下し、ドル円は日足的にWトップからの下落想定だったものが持ち直しと、週末は全ての想定が狂うような展開となりました。
初日1/12(月)本邦は成人の日で休場の中、先週末の流れを引き継ぎドル円は下窓を空けてのスタート、午後からはダウ先の反発に伴い買い戻しが集まり欧州時間には119円を回復、NYに交代間際には119.30円付近まで上値を伸ばしたもののNY時間になると共にダウが失速、米債利回り低下とも相まって欧州時間の上昇を帳消しにする118.13円付近まで押される。明けて1/13(火)日経の前週末比350円安や米債利回り低下からドル円は前日安値を割るとストップを巻き込み117.75円付近まで急落、午後から本邦長期金利の上昇を手がかりに円売りとなりドル円も買い戻され118.70円付近まで反発、NY時間までこのレベルで高値もみとなったが、日経先物や米長期金利低下などから反落し117.54円付近まで押される。明けて1/14(水)日経の弱い動きや市場全体のリスクオフ傾倒からドル円はこぼれるように値を崩し、午後には117円を目前とし、欧州入り後にはそれも割れ116.68円まで下値拡大、NY時間に入ると米小売り高等の指標悪化から更に売られ116円直前まで押されたが、これを割ることなくベージュブック公表をきっかけに反発を開始し、117.43円まで本日分の下落を取り戻す形で上昇。明けて1/15(木)豪雇用統計の強い結果や日経の堅調から117.75円付近まで反発を拡大、その後117.90円付近まで高値を模索している最中の18.30分、SNBがいきなりのユーロペッグ廃止を宣言、ドル円は直撃を免れたものの市場は大混乱となり、値もトレンドもあって無い情況に。最終日1/16(金)早朝は116円を割り込むレベルからのスタートとなり午前中は何回か下値を模索、欧州時間以降は下値を諦めたか米債利回りや日経先物の上昇に伴って反発を開始し116.82円付近まで約1円上げ、NY時間に発表のミシガンが予想越となると更に弾みが付きドル円は117.76円付近までこの日ここまでで約2円上げ、そのままのレベルでもみ合いのまま1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0116.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(1/19~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 121.05 | ~ | 122.37 |
R1 | 119.32 | ~ | 119.72 |
S1 | 115.86 | ~ | 115.45 |
S2 | 114.13 | ~ | 112.80 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.2042 | ~ | 1.2199 |
R1 | 1.1837 | ~ | 1.1885 |
S1 | 1.1426 | ~ | 1.1377 |
S2 | 1.1220 | ~ | 1.1063 |
■次週(1/19~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 118.46 | Low: | 115.00 |
EUR/JPY | High: | 145.90 | Low: | 143.29 |
EUR/USD | High: | 1.1718 | Low: | 1.1307 |
GBP/JPY | High: | 179.39 | Low: | 174.65 |
GBP/USD | High: | 1.5212 | Low: | 1.5021 |
先週(1/12~1/16)の動向及び過去4週(12/22~1/16)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/19~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0116.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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1月 25 2015
先週(~2015/1/23)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(1/19~1/23)の動向及び過去4週(12/29~1/23)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/26~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先々週のSNBによるいきなりのユーロペッグ撤廃余波も冷めやらず、ECBのQE入り観測で望んだ先週は案の上の1/22にドラギ総裁から出されたQE入り宣言で再び大荒れとなりましたが、ドル円は直撃を免れはしたものの、ドル高円高が相殺してつかみ所のないレンジ相場という週になりました。
初日1/19(月)前週末のドル堅調や日経の17000円回復などからドル円も堅調スタートとなったが、中国当局の証券規制により上海株が急落、これを受けドル円も117円を割り込んでの急落、しかしひとしきり円買いが止むと徐々に反発し、欧州時間には117.40円ほどまで戻したが、NYが祝日休場のため膠着状態へ。明けて1/20(火)早朝からFRBの利上げ先送りを否定したWSJの報道を足がかりにゴトー日需要も絡んでドル円は上昇、さらに中国GDPの好結果も加わり昼頃には118.24円まで反発したドル円は、午後も反発上昇としたが118.52円付近まで上げたところで欧州は利益確定から入ったか一時118円を割り込む、しかし欧州後半はダウの堅調や米債利回り低下幅縮小などから再び反発を開始し、118.74円付近まで上昇。明けて1/21(水)BOJ内容が嫌感され失望売りから118円を割り込む急落、午後には黒田日銀総裁から再度付利引き下げを否定され、ドル円は117.24円まで下落、NY時間になり明日のECBにてQEを宣言かとの報道からユーロが乱高下、ドル円はこの流れの中117.85円付近まで上進。明けて1/22(木)日経の堅調に支えられドル円は118円を回復、しかし序盤の勢いを持続できず午前中には再度118円割れ、午後には再度日経のプラス圏返り咲きに連れ高し午前高値を上抜けると118.33円付近まで上進、しかし欧州は再び利益確定か売りから入り再び118円を割れて117.60円付近まで軟化、欧州時間後半にドラギ総裁からQE宣言が為されるとユーロは売り先行の乱高下、ドル円はドル高円高の中ユーロの値崩れに反対売買から118円を上抜くと淡々と上昇を続けNYクローズ頃には118.60円付近まで上進。最終日1/23(金)早朝は前日余波から118.80円付近まで上進を続けたが日経が寄り付き後に上げ幅を縮小するとドル円も118.24円付近まで失速、欧州時間以降はユーロの下値探りがクロス円に伝播しドル円も118円を割り込む様相、更にNY時間に入るとユーロの買い戻しとなりドル円は更に値を崩し、118円を割れて117.76円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0123.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(1/26~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(1/26~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(1/19~1/23)の動向及び過去4週(12/29~1/23)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/26~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0123.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経