9月 19 2011
TradeInterCeptor Ver2.7.1
9/14にTradeInterCeptor for iPhone Ver2.7.1がリリースされましたが、今回は2.7.1とマイナーな改変と思えば、「さすがTradeInterceptorやってくれたなぁ」というとても気が利いた改変になっています。
公式発表されている主な修正追加点は以下のようになっておりますが、太字で示した箇所が今回の目玉でしょうね。
* ACM FX of SwissQuote Bank registration
* UserVoice (Feedback) integration
* E-mail to support (Feedback)
* Hull Moving Average indicator
* Minor bug fixes
はい、なんでもないことかも知れませんが、Feedback機能の追加です。たしかに従来でもSkypeとメールで質問や要望を送ることは出来ましたが、それを更にUserVoice(FaceBookの機能を使ったディスカッションサイト)を使ってユーザー同士でどんな要望が出ているのか、どういう進捗になっているのか等々、みんなで作り上げていくことが出来るようになっているという点ですね。「作りっぱなし使わせてやる」態度のたいしたことがないソフトウェア作者に爪の垢でも煎じて飲ませたいほどのフリーウェアの鏡です。
画面下部のアイコン群から[More]をタップすると一番左の画面となります。この中から今回のアップデートで追加となった[Feedback]をタップすると真ん中の画面のように[UserVoice]を利用するのか[メールサポート]を使うのか選べます。今回はもちろん[UserVoice]をタップして先に進みます。
UserVoiceのアカウントを持っていたらここでサインインしておいてください。ただ閲覧するだけならそのまま[Suggestions]に進みます。
ユーザーから出された色々な要望が並んでいます。気になる要望があったらそのディスカッションや対応経過の中身をのぞいてみましょう。
ここでは「Custom Grid Spacing (罫線を付けて欲しい)」をのぞいてみます。
StatusはPlanned(検討中)と要望が通っているようですね。更にはコメントが2つ付いているようなのでのぞいてみると、「私ならこんな風にして欲しい」と言った自由な意見交換が為されているのが解ります。
このUserVoiceはTaradeInterceptor for iPhoneの中からだけ利用出来るのでは無く、本家PCサイトでも同時に進行しています。
UserVoice:Customer Feedback for TradeInterceptor
その昔、NIFTY-Serve(現在の@nifty)と言うパソコン通信なる物があった時代にForumという単位で(mixiのコミュを想像してください)それがまたソフトウェアのForumだった場合、ソフトウェア作者を囲んで要望を出したり、出来を批評しあったりと、何かひとつの形ある物をみんなで作っていく風潮がありました。
意外なところでは、現在のWindowsの入力メソッドである「MS-IME」は、エーアイソフトの「WX2」のOEM版がベースになっていますが、そのWX2のそのまたご先祖である「WXP」という仮名漢字入力ソフトも元々はフリーウェアとして公開された物が、NIFTY-ServeのアーアイForum(後にエーアイStation)でユーザー同士のディスカッションから磨かれていった物です。
たまたま使ったソフト(アプリ)が神アプリなどと好評を博す場合もありますが、やっぱりネットから生まれたフリーウェアはネットの中でユーザー同士の意見交換から磨かれてこそ「みんなのソフト」だと思います。
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11月 2 2011
パソコン通信
メルマガ終刊のお知らせでも昔日のパソコン通信について触れましたが、あれ以来たまに(ところで一体何が違うのだろう?)などと考えていたのですが、Twitter等で交わされる言葉の端々にその答えを見つけた気がします。
「(たかが)ネットのこと」「ネットなんてもの」etc…。
答えはそれなんだって気付いたんですね。
私にとってネットは「たかが」でも「なんてもの」でもなく「ありのまま」であり「The 3rd Place」なんです。
以前も書いたように確かに「昔のことを書かれてもなぁ」ですが、あえて昔のことを書かせてください。
NIFTY-ServeでもASAHIネットでもPC-VANでもその中の人は常に真摯であり、ありのまま等身大であり、何よりも文字から肉声が聞こえてくる雰囲気がありました。
でも、パソ通がインターネット上の掲示板に変わっていこうとする頃から「不埒な輩」が多く出てくるようになり、顔も見えず肉声も聞こえなくなってきました。でも、私はあえて現在でも見ようと聞こうとしてそれらを読んでいるんですね。だから多くの人が斜め読みかスルーするような内容でも表情を思い浮かべ息づかいを感じ取ろうとする。
だからこその過剰反応。(←自分で言ってどうする。ヲイ。)
中国などでは道に倒れた人を助けても、訴えられたり逮捕されたりするらしく、見て見ぬ振りをすることこそが自己防衛と教えられるらしいですが、私は倒れている人を見れば助けようとするし、声にしていない思いを知ろうと顔色も窺います。間違っていると思えば相手が誰でも「違う」ことを訴えます。
昨今ネットでこれらをすれば「教え魔」とか「ネットクレーマー」とか言われるようですが、良いじゃないですか。私にとってはそれがネットなんだから。
…あながち関係なくない話だけど、Twitterで私と相互フォローしている某人は私が初めてNIFTY-Serveのオフ会に参加したとき知り合って以来の永~い付き合いの人だし、それ以外にもパソ通つながりオフ会つながりの人が数人いたりして、いずれもメールやネットでの付き合いが無いリアルのみな友人よりも会話頻度は高いかも知れない。
NIFTY-Serveの雰囲気が掌に甦る。iPhoneアプリ
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By najirane • iPhone, 電網閑話 • Tags: NIFTY-Serve, パソ通, 教え魔