10月 26 2014
先週(~2014/10/24)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(10/20~10/24)の動向及び過去4週(9/29~10/24)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(10/27~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は107円からスタートしましたが東京時間から失速、翌日までかけ106円前半まで押し込まれたもののこれがよい押し目となり、以降は週末まで上昇一途、木曜日NY終了間際には108円台を回復し、そのまま108円台を維持しての終了となりました。
左記週足でなら、前週に赤色チャネルに落ち込んだもののこれを突破、上部青色チャネルの下端に接し、再度上値追い基調となるか?と言ったところかと思います。
(左図:昨年4月付近からの週足チャート)
初日10/20(月)東京は前週の海外市場の堅調さを引き継ぎ上窓を空けての開始、日経も上昇幅を拡大し15000円を回復したことから全般的な円安模様となり、ドル円は107.38円付近まで上昇、しかし欧州入り後は欧州株の軟調や日経先物の下落などからドル円は107円を割り込み、東京での上昇分を全て吐き出し振り出しへ、NY時間にはダウの前日割れなどから更に106.80円処まで下押しされるが、ここで底堅くもみ合い状態に入る。明けて10/21(火)早朝は買い戻しが入り107円を回復したが、日経の下げ幅拡大や米長期金利の低下などから再度106.70円処まで反落、午後からは日経平均の一段安に連れ106.26円付近まで下落幅を拡大、欧州時間以降はダウ先の反発や米債利回りの下げ止まりなどから、ドル円は106.65円付近までじり高な反発、NY時間に入るとダウのプラス寄り付きや米債利回り上昇などからドル買いの流れとなるが、ドル買い円買いの情況からドル円としての反発は限定的、しかし午後からは円買いの流れが止み円売りに転じたため、ドル円は106.80円処まで上進。明けて10/22(水)早朝に107円を回復したものの頭は重たく、107円を挟んだもみ合い状態へ、午後から日経の上げ幅拡大を受け再度107円を回復した後、欧州時間以降は欧州通過の弱さや米指標の予想越などから107.30円処まで反発するも頭の重たい動きも継続。明けて10/23(木)日経が前日比プラスとなるとドル円も再度堅調な動きとなり107.35円付近まで反発、欧州時間以降は欧州株の堅調や米債利回り上昇などから107.50円超えとなり、NY時間に発表された指標が軒並み好感されると米債利回りやダウの上昇などにも連れ一気に108円を回復、しかし108.34円処まで上昇したところで頭打ちとなりもみ合い状態へ。最終日10/24(金)米国で新たなエボラ出血熱陽性患者発生の報からリスク回避の動きとなり、ドル円は107円割れ、しかしここは底堅く推移し欧州時間以降にはリスク回避の流れも止み108.15円処に付けると、一時米指標発表時にトピッシュな動きもあったがそのまま108円台を維持し1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1024.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(10/27~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 109.67 | ~ | 110.47 |
R1 | 108.62 | ~ | 108.87 |
S1 | 106.52 | ~ | 106.27 |
S2 | 105.47 | ~ | 104.67 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.2932 | ~ | 1.3019 |
R1 | 1.2819 | ~ | 1.2846 |
S1 | 1.2593 | ~ | 1.2567 |
S2 | 1.2480 | ~ | 1.2394 |
■次週(10/27~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 109.28 | Low: | 107.18 |
EUR/JPY | High: | 136.91 | Low: | 134.87 |
EUR/USD | High: | 1.2753 | Low: | 1.2527 |
GBP/JPY | High: | 175.43 | Low: | 172.49 |
GBP/USD | High: | 1.6135 | Low: | 1.5946 |
先週(10/20~10/24)の動向及び過去4週(9/29~10/24)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(10/27~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1024.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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11月 2 2014
先週(~2014/10/31)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(10/27~10/31)の動向及び過去4週(10/6~10/31)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/3~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
10月最終週となった先週のドル円は、前半こそFOMCを見極めるための手控えか、108円を挟んではっきりしない動きを続けましたが、10/30(木)未明に公表のFOMC声明にてQE3の終了が宣言された直後から急騰、金曜にかけて109円を記録したかと思えば最終日金曜に開催の日銀政策決定会合で黒田日銀総裁から追加緩和の提示、これがダメ押しの加速剤となりストップロスを巻き込みながらあれよあれよという間に112.30円越えまで急騰と、非常にドラマチック流れの1週間でした。
とらタヌな話かも知れませんが、先々週は左記週足での赤色チャネル上限に止められ、先週はこれを突破しての緑色チャネル止まり、今週は緑破線のチャネル上限狙いとなるのでしょうか?
(左図:2009年初頭頃からの週足チャート)
初日10/27(月)東京は前週の海外市場の堅調さを引き継ぎ買い先行から上窓を空けての開始ながら、日経が伸び悩むと108円割れに失速、東京午後から欧州にかけても市場での株価に連動して108円を挟むもみ合いの展開、NY時間に入り住宅指標の予想割れから107.65円付近まで押されたが、その後ダウがプラス復帰したことから小反発。明けて10/28(火)東京は買い戻し先行となったが、108円でキャップされ上値の重い展開、欧州時間以降は日経先物や米10年債利回り上昇などから108円台に復帰したものの上値を伸ばせる状態にはなく変わらずもみ合いが続き、NY時間に発表された米耐久財受注指標が弱いものだったため107.70円付近まで反落、しかしその後発表の指標がいずれも予想を上回ったため再度108円台に復帰。明けて10/29(水)前日の欧米株堅調を引き継ぎ日経上げ幅も200円を超えるとドル円も108.20円を超える反発、しかし欧州時間以降はFOMCを控えての様子見となり耗弱、日付が変わって未明に公表されたFOMC議事録及びイエレン議長会見にてQE3の終了宣言と共に労働市場のたるみの縮小という表現が為されるとドル円は一気に108円後半まで急騰しその後もじり高。明けて10/30(木)FOMC声明をバックにした買いとゴトー日の買い需要からドル円は109円乗せ、しかし欧州時間頃に息切れか買い一服となり、NY時間には109円割れとなるが、NY午後に本邦GPIFが国内株式の運用比率を25%に引き上げる見通しとの報道から再度109.45円付近まで急騰。最終日10/31(金)週末モードでもう材料切れと思われたが、午後に行われた日銀政策決定会合の席上でまさかの追加緩和発表。ドル円は一気に急騰しストップロスを巻き込み111円を突破、更に黒田日銀総裁からインタゲ2%実現のためには何でもやる等の発言が後押しとなり、111.52円まで上進、NY時間に入り指標や株価がのみ並みの好調となったのを機についに112.46円まで高値を更新。その後終了にかけ調整が入ったが112.33円付近の高値引けにて1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1031.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(11/3~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(11/3~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(10/27~10/31)の動向及び過去4週(10/6~10/31)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/3~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1031.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経