3月 22 2009
連載:押し目(戻り)なのか転換点なのか? その1
私の過去の負けトレードを分析していたら同じパターンで負けていることが解りました。
それはつまり、「押し目(戻り)を転換点と見誤った」ことによります。
上図のAの範囲の山を過ぎて
赤い経緯になれば「押し目」
緑の経緯になれば「転換点」
青い経緯になれば「(レンジでの)転換点」
と言うことになりますが、
このAの範囲の山が
本当に転換点だったときには勝ち
実は押し目だったときには負けている。
と言うことが解ったわけです。
つまり、「押し目」と「転換点」を見分けることが出来れば
勝率アップ間違い無しになるわけですが、
どうすればそれを見分けることが出来るのか?
A点のみでの判断は確かに早すぎです。
B点まで待てばより確実かも知れません。
でも、B点で再度上昇しても
C1点でそのまま上昇すれば「押し目」でも
反転下降したのなら
結果的に売りであっているわけです。
また、C2点でそのまま下降すれば
「転換点」と見たことが正解ですが
反転上昇したなら、やっぱり「押し目」か
もしくはレンジの天/底だったと言うことになりますね。
これは私のトレードの根幹部分にもなることだし、
多くのFXブログなどを読んでも同じ事を考えている人も多そうなので
連載形式で「押し目(戻り)と転換点の見分け方」を自己解明していきたいと思います。
と、今日のところはそういった決意表明。(笑)
さいとー
2009年4月4日 @ 19:00
こんにちは。2個目の山が来るのを待って、その2個目の高さが1個目の山の高さを超えていたら、上昇トレンド継続ということでいかがでしょうか。
果敢に攻めるのであれば、1個目の山の高さよりも少し高いところ(この量が微妙)に買い逆指値注文。
押目を拾うなら、2個目の山が1個目の山よりも高いのを確認してから、2個目の山よりすこし低いところ(この量が微妙)に買い指値注文。
いずれも、より長い周期でのトレンドが上昇していること。
どうかな?お互い頑張りましょう。
勝てば官軍
2009年4月4日 @ 22:15
貴重な時間を割いてのご意見ありがとうございます。
押し目拾いには有効な方法(セオリー)でしょうね。
しかし、その人その人の考えるトレードスパン
その人のレバレッジ、その時のボラリティ等々で
セオリーがセオリーで無くなるときもあるかと思います。
例えば先日のガイトナーショック時やオバマショックにおいて、
100倍超えレバレッジで時間足未満のチャートを見ていた人には「ショック」(瞬殺ロスカット必至)でも、
日足以上で低レバレッジの人には「ノイズ」にしか見えなかったことでしょう。
転換点なのか押し目(戻り)なのか?の命題も、
数年規模の長いスパンで見るなら
全ての転換点は単に押し目(戻り)かもしれませんし、
数分規模で見るなら全ての押し目(戻り)は
いずれも転換点であるとも言えると思います。
セオリーはあくまで「・・と言う傾向にある」だけで、「何事も起こり得る」のが相場だと思います。
教科書にあるような綺麗なチャートなんて、年に数回しかお目にかかれませんしね。
潤沢な資金を有して丸々1日トレードできるならまだしも
私のように小資金+ハイレバの分際では、
自ずとスキャルピングになってしまうわけですね。
仕事の合間に仕込んで、数十分後にチェック…。
なんてことすら出来るかどうかさえも定かではないのでなおさらです。
長い目で見ればトレンドでありセオリー通りであっても
それは装甲車に乗って悠々淡々と出来る人だから言えることであり、
私のような丸腰1本刀では、敵が多すぎます。