大納会は安値引け。加えて格付不安も。

大納会(本年最後の東証株式取引)の本日、
日経平均で見ると、寄り付きこそは 10707.51円と幸先良く見えましたが
終値では 10546.44と、91.62円安の安値引けとなりました。

JAL問題が重しとなっての反落。と各所の報道は伝えております。
また、ロイターでは、「1月4日の大発会に稼動する東証の新売買システム
「アローヘッド」の影響が不透明
」という別のリスクヘッジ要因も挙げてますね。

私はそれより本日昼過ぎにS&P及びムーディーズが相次いで出した
日本の各付け引き下げ示唆の方が水を差したのではないかと思っています。

しかし為替の動きでは調子よる上がっていたドル円は逆に下落し
日本市場引け後には92円を切る水準にまで落ちてしまいました。
さて、この後欧州勢米国勢が参入してきたらどうなるのでしょうか。
日本はこれから正月休みですが、欧米勢は休み明けでやる気満々です。
いつもは寝て過ごす年末年始。ちょっと一波乱あるかも。