先週(05/03~05/07)の為替動向

2010_0507_c 先週の各主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = 下落(木曜暴落)
■原油先物市場 = 下落
■NY金先物市場 = 前半もみ合い後半上昇 
■ドル円 = もみあい(木曜暴落)
■ユーロドル = 下落
■ユーロ円 = 下落(木曜暴落)

GW明けの先週は、年に何回もない
セリング・クライマックス(パニック売り)に
雇用統計までスルーされる結果となりました。

いつまでも終わりの見えないギリシャ問題は
5/5(水)夕刻頃から、民衆の暴動にまで発展し、
金融機関への襲撃や死傷者発生と、
手が付けられない状況が嫌気され、
リスク回避のための欧州通貨売りが加速。

Pivot_2010_0507明けて5/6(木)、イギリスの総選挙において
保守党優勢ながら過半数に満たない状況から
ユーロ安に続きポンド安が加速、
リスク回避の矛先が円と金に向かい始めた頃、
NY市場において原因不明の暴落が発生。
市場の悲観は最高潮に達しました。

しかしその後、原因不明ながら、
この暴落は何らかの事故であることが
報道され始めた頃から反発しましたが
市場はじり安状態で引けました。

過去に何回か書きましたが特に米国は、9.11のトラウマから、○○ショックのようなパニック的行動を起こしがちです。
市場がこれを一時的なパニックと見るかサブプライム問題のような修復不可能な連鎖複合的世界不況と見るかで復調と下落持続は判断が別れるでしょう。
今週以降もギリシャ問題が「琴線」です。

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ドル円    
  予想高値   93.27  (DRP) / 93.27  (DPP)
  予想安値   86.29  (DRP) / 86.29  (DPP)
ユーロ円    
  予想高値   121.44  (DRP) / 121.44  (DPP)
  予想安値   112.20  (DRP) / 118.48  (DPP)
ユーロドル    
  予想高値   1.3050  (DRP) / 1.3050  (DPP)
  予想安値   1.2230  (DRP) / 1.2230  (DPP)
ポンド円    
  予想高値   140.20  (DRP) / 140.20  (DPP)
  予想安値   125.20  (DRP) / 125.20  (DPP)
ポンドドル    
  予想高値   1.5060  (DRP) / 1.5060  (DPP)
  予想安値   1.4216  (DRP) / 1.4216  (DPP)

※デマーク指標にはDemark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので両方を提示しています。

■資料ダウンロード:
 『先週(05/03~05/07)の為替動向』:
2010_0504をダウンロード
  
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円日足6ヶ月分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎主要通貨のIMMポジション(試作版)
◎週間為替リポート保存版PDF が同梱されています。

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