先週(06/21~06/25)の為替動向

2010_0625_c 先週の各主要相場は下記のような流れでした。

■米国株式市場 = 下落
■原油先物市場 = もみあい
■NY金先物市場 = もみあい 
■ドル円 = 下落(円高)
■ユーロドル = もみあい
■ユーロ円 = 下落(円高)

W杯はベスト16枠が出揃い本番入りです。
相場の世界も変わらず淡々とした流れですが、株は一本調子で下落、円は逆に一本調子で上昇。
主要通貨では、円高ポンド高・ユーロ安ドル安と相場はリスク回避に戻ったかのようです。

先週の相場決定に絡む大きな流れとしてはW杯停滞以外では、人民元の変動相場制移行、FOMC、そして週末のG8・G20と続きますが、人民元の変動相場制移行による不安でスタートし、FOMCでの景気予測下方修正が追い打ちし、米国の債権利回りは2年債利回りで 0.65%割れ、10年債利回りで 3.10%割れなど、昨年暮れのドバイショック直後の水準以下に低下しています。

Pivot_2010_0625 この人民元不安、米国の債権利回り低下という2つの状況から市場はリスク回避モードへと逆戻りし結果として人民元の上昇と共に円が連れ高になりました。

と、ここまでは投機的な投資家心理での動きですが、来週は半期末決算最終週にもなりますので今度は実需筋の動きが出てくると思います。
つまり、各国輸出企業の自国通貨買いが活発化し、それぞれの市場市場での取引が盛んになり、東京-ロンドン-NYでがらっと様相が変わると言った
ダイナミックな動きや大相場も予想されます。

また、今週末には注目の雇用統計もありますから、こちらを睨んだ動き=結果を見ての最終調整で、今週の週末調整は一波乱ありそうです。

■各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ドル円    
  予想高値   90.35  (DRP) / 90.35  (DPP)
  予想安値   88.06  (DRP) / 88.06  (DPP)
ユーロ円    
  予想高値   110.89  (DRP) / 110.89  (DPP)
  予想安値   108.85  (DRP) / 107.54  (DPP)
ユーロドル    
  予想高値   1.2421  (DRP) / 1.2421  (DPP)
  予想安値   1.2161  (DRP) / 1.2161  (DPP)
ポンド円    
  予想高値   136.70  (DRP) / 136.70  (DPP)
  予想安値   133.71  (DRP) / 133.71  (DPP)
ポンドドル    
  予想高値   1.5266  (DRP) / 1.5266  (DPP)
  予想安値   1.4875  (DRP) / 1.4875  (DPP)

■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(06/21~06/25)の為替動向』 →
2010_0625.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足6ヶ月分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF

↓ ↓ お役に立ちましたらこちらもよろしくお願いします ↓ ↓
FX・為替 人気ブログランキング FXブログポータルサイト 「FXの庭」ブログランキング ブログセンター ビジネス/経済/社会カテゴリー にほんブログ村 為替ブログ