「不謹慎」なTwitter 「贅沢は敵」とばかりの魔女狩

現在、Twitter投稿を止めております。しかしながらこれは自粛ではなく自己防衛のためです。

FXだのエンタメだのはおろか、今日の夕食をつぶやいても不謹慎。「贅沢は敵だ」「パーマネントはやめませう」「欲しがりません勝つまでは」…関東大震災直後の写真に「朝鮮人に注意!」なんていう立て札が写っている写真もありましたが・・・時代錯誤ですか?

「暗くさせるだけが能じゃない希望を持てるような明るい話題を提供しよう」とか、「楽観は禁物だけど悲観のしすぎはかえって問題」のようなことを言おうものならたちまちの魔女狩のような糾弾。「被害者の心情を察すれば笑うことなど出来ない」「お前は非国民か!」と罵声の嵐。

専門知識や経験則から正しいことを言っても重箱の隅つきや揚げ足取り。「怖い・不安・どうせウソだろう」と、その賛同意見しか見当たらない状況です。

それに今困っているのは被災地の人やその関係者の筈なのに、不安煽りの扇動をしているのは主に首都圏の人で、「被爆」すればHIVウィルスに感染したかのように死亡確定フラグまで立てる始末。挙句の果てには『福島のおかげで東京が危ない!逃げろ!ヨードを摂取しろ!』開いた口がふさがりません。

しばらくの間はそれこそFXのことなんてことをつぶやこうものなら天文学的な数のメンション(コメント)が飛び込んでくる事必至。そのために自粛ではなく自己防衛のためにTwitter投稿を止めております。

でもあえて言わせてもらえば、自粛自粛で後ろ向きに下向きにいるだけでは別な形の2次被害となりかねません。
被害は被害として、不幸は不幸として認識し、被害に遭われた方の心情を察しつつ、出来ること・するべき事を粛々と行う事も、復興貢献になるのではないでしょうか。

過ぎたるは及ばざるが如し。