CFTC IMMポジション(1/28付集計-1/31公開分)

 

先週のドル円は前週末から続いた102円の攻防から始まり、火曜から水曜にかけての上昇で一旦は103円を上抜いたものの、その日のうちに再度102円の攻防、そして最終日金曜も102円の攻防で終わるという結果となりましたが、今回の集計は火曜からの上昇で103円を目前とした頃での集計となります。

1/28付IMM集計、対円では2週連続のロング増・5週連続のショート減となり、売り越しも5週連続減・売買計も減となり共に昨年10,11月水準に後退。 対ユーロは双方反転のロング増・ショート減となり、わずか1週の売越し転から再度買越し転・売買計は微減。
なお、IMM全体においては縮小後、緩やかにショート方向に向きかけましたが、ロング方向に反発状況です。

CFTC IMMポジション(1/28付集計-1/31公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140128.pdf

IMM_20140128_P1■資料PDF内容

・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数

・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)

IMM_20140128_P3※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed

※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。

CFTC IMMポジション(1/28付集計-1/31公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140128.pdf

 

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