先週(11/3~11/7)の動向及び過去4週(10/13~11/7)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/10~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
11月第1週となった先週のドル円は、前週のFOMCによるQE3終了宣言~BOJ追加緩和提示の余波から、上窓を空けて112円中盤からのスタートとなりましたが、重要指標目白押しの中でも巡航上昇を続け木曜日には115円台、最終金曜日の雇用統計でNFPが嫌気されても失業率低下が下支えとなり、115円を維持できなかったとは言うものの114円台中盤での終了となりました。
先週、とらタヌな話と前置きし、週足の赤チャネル~緑チャネルとクリアしたなら、緑破線チャネル上限まで行くつもりか?と言うことを書きましたが、NFPの結果次第では本当にチャネル上限(116.85円)まで到達していたかも知れませんね。
(左図:2009年初頭頃からの週足チャート)
初日11/3(月)東京は休日休場ながら前週の海外市場の興奮が残り30銭ほど上窓を空けての開始、早朝はそのまま続伸し一時113円に迫る勢いとなったが日中は休日相場で閑散、欧州時間に入ると欧州株が軟調ながら円売りが再開し、ドル円は113円を超えるとそのまま113円台後半まで急騰、NY時間に発表のISM製造業指数が強い結果となると114円前で伸びきれなかったドル円は114円超えとなり114.21円まで上値を拡大。明けて1/4(火)東京はそれまでの興奮が冷めたか買い一巡か、113円台中盤までじり安の展開、欧州序盤には一旦反発を見せたもののNY時間には米債利回り低下などから再度113円台前半まで押されその後の反発も限定的。明けて11/5(水)マイナススタートの日経が下げ幅を縮めるとドル円はゴトー日の需要とも相まって反発を開始、仲値頃には前日NYの高値も更新、更に午後からは米中間選挙で共和党の躍進確実が報じられるとドル円は一時114.38円付近まで上昇、欧州時間も続伸の後、NY時間に発表のADP雇用統計が強い結果となるとドル円は一時114.83円まで上伸したが、115円の壁に阻まれているところに発表のISM非製造業景況指数が弱い結果となると114.39円付近まで反落。明けて11/6(木)日経が17000円台で堅調に推移する中、米10年債利回りが上昇に転じたことからドル買い円売りが強まり、午前中に2007年11月以来となる115円台乗せを達成、しかし午後からは日経がマイ転し加えて達成感からの利確売りか114.04円付近まで雪崩落ち、しかし直後から反発を開始し欧州時間には114円中盤まで復帰、NY時間に入ると米債利回りの上昇からドル買いの流れとなり、午後には再度115円を上抜け。最終日11/7(金)ドル円は堅調な流れから115.38円付近まで上値を拡大する中、甘利経済再生相から急激な円安に対する指摘が為されると115.07円付近まで反落、しかし直後には115円中盤まで反発したものの、欧州時間に入ると日経先物の下落などから再度115円台前半まで押し込まれる、雇用統計発表の直前に思惑買いか一時115.50円付近まで急騰したが発表された雇用統計でNFPが予想割れとなったため114.56円付近まで急落、しかしその後失業率は改善という材料から再び115.40円付近まで急反発とバンジージャンプのような乱高下、その後週末調整はドル売りの流れから114円台前半まで押し込まれはしたものの終了時分には114円中盤に若干戻して1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1107.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(11/10~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY |
R2 |
117.20 |
~ |
118.33 |
R1 |
115.72 |
~ |
116.07 |
S1 |
112.76 |
~ |
112.41 |
S2 |
111.28 |
~ |
110.15 |
Fibonacci Zone EUR/USD |
R2 |
1.2681 |
~ |
1.2765 |
R1 |
1.2572 |
~ |
1.2598 |
S1 |
1.2353 |
~ |
1.2327 |
S2 |
1.2243 |
~ |
1.2160 |
■次週(11/10~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection |
USD/JPY |
High: |
116.69 |
Low: |
113.45 |
EUR/JPY |
High: |
138.47 |
Low: |
135.55 |
EUR/USD |
High: |
1.2515 |
Low: |
1.2296 |
GBP/JPY |
High: |
185.45 |
Low: |
180.76 |
GBP/USD |
High: |
1.5947 |
Low: |
1.5716 |
先週(11/3~11/7)の動向及び過去4週(10/13~11/7)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/10~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1107.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
11月 9 2014
先週(~2014/11/7)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(11/3~11/7)の動向及び過去4週(10/13~11/7)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/10~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
11月第1週となった先週のドル円は、前週のFOMCによるQE3終了宣言~BOJ追加緩和提示の余波から、上窓を空けて112円中盤からのスタートとなりましたが、重要指標目白押しの中でも巡航上昇を続け木曜日には115円台、最終金曜日の雇用統計でNFPが嫌気されても失業率低下が下支えとなり、115円を維持できなかったとは言うものの114円台中盤での終了となりました。
先週、とらタヌな話と前置きし、週足の赤チャネル~緑チャネルとクリアしたなら、緑破線チャネル上限まで行くつもりか?と言うことを書きましたが、NFPの結果次第では本当にチャネル上限(116.85円)まで到達していたかも知れませんね。
(左図:2009年初頭頃からの週足チャート)
初日11/3(月)東京は休日休場ながら前週の海外市場の興奮が残り30銭ほど上窓を空けての開始、早朝はそのまま続伸し一時113円に迫る勢いとなったが日中は休日相場で閑散、欧州時間に入ると欧州株が軟調ながら円売りが再開し、ドル円は113円を超えるとそのまま113円台後半まで急騰、NY時間に発表のISM製造業指数が強い結果となると114円前で伸びきれなかったドル円は114円超えとなり114.21円まで上値を拡大。明けて1/4(火)東京はそれまでの興奮が冷めたか買い一巡か、113円台中盤までじり安の展開、欧州序盤には一旦反発を見せたもののNY時間には米債利回り低下などから再度113円台前半まで押されその後の反発も限定的。明けて11/5(水)マイナススタートの日経が下げ幅を縮めるとドル円はゴトー日の需要とも相まって反発を開始、仲値頃には前日NYの高値も更新、更に午後からは米中間選挙で共和党の躍進確実が報じられるとドル円は一時114.38円付近まで上昇、欧州時間も続伸の後、NY時間に発表のADP雇用統計が強い結果となるとドル円は一時114.83円まで上伸したが、115円の壁に阻まれているところに発表のISM非製造業景況指数が弱い結果となると114.39円付近まで反落。明けて11/6(木)日経が17000円台で堅調に推移する中、米10年債利回りが上昇に転じたことからドル買い円売りが強まり、午前中に2007年11月以来となる115円台乗せを達成、しかし午後からは日経がマイ転し加えて達成感からの利確売りか114.04円付近まで雪崩落ち、しかし直後から反発を開始し欧州時間には114円中盤まで復帰、NY時間に入ると米債利回りの上昇からドル買いの流れとなり、午後には再度115円を上抜け。最終日11/7(金)ドル円は堅調な流れから115.38円付近まで上値を拡大する中、甘利経済再生相から急激な円安に対する指摘が為されると115.07円付近まで反落、しかし直後には115円中盤まで反発したものの、欧州時間に入ると日経先物の下落などから再度115円台前半まで押し込まれる、雇用統計発表の直前に思惑買いか一時115.50円付近まで急騰したが発表された雇用統計でNFPが予想割れとなったため114.56円付近まで急落、しかしその後失業率は改善という材料から再び115.40円付近まで急反発とバンジージャンプのような乱高下、その後週末調整はドル売りの流れから114円台前半まで押し込まれはしたものの終了時分には114円中盤に若干戻して1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1107.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(11/10~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(11/10~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(11/3~11/7)の動向及び過去4週(10/13~11/7)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/10~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
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こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経