先週(11/17~11/21)の動向及び過去4週(10/27~11/21)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/24~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
11月第3週、翌週(第4週)にサンクスギビングウィークを控え、手仕舞いと本邦解散総選挙の行く末を睨んだ先週のドル円は、初日こそ116円を割り込みましたがこれが良い押し目となり以後は20日(木)まで一直線に上昇し、一瞬ではありましたが119円にほんのあと僅かの118.97円の年初来高値を記録、最終日21日(金)に週末調整を受けても118円を若干割ったレベルでの週越えとなりました。
これまで当ブログでは週足を用いてトレンドラインから目標を探って来ましたが、既にそれでは手に負えないレベル。そこで月足を用いてみましたが、年内に意識されるレートとしては1990年4月以来のトレンドラインに示される122円台付近に位置する2007年8月高値の119.82円か、さらにその次2007年2月高値の122.09円越えと言うことになりましょうか。
(左図:1990年1月頃からの月足チャート)
初日11/17(月)東京オープンと共に発表の国内GDPがまさかのマイナスとなり市場は一斉に円売り、2007年10月来の117円台に乗せた直後一転して達成感からの利確売りか今度は116円を割り込む急落、昼頃には115.46円付近まで押されたもののここで下げ止まりを見せ以後は反発し欧州時間には116円を回復、しかしNY時間に入ると材料不足から116円中盤での小刻みなレンジ入り。明けて11/18(火)日経が300円を超える反発を見せてもドル円は追随せず116円中盤を小刻みな値動き、安倍首相から衆院の解散と消費税増税先送り宣言が出るだろう事が確実視されるに連れドル円は117円を回復したが、実際の発表を受けてまさに噂で買って事実売りとなり116.38円付近まで急落、しかし更に下値を追う動きもなく、ドル円は116円後半まで徐々に反発。明けて11/19(水)想定通りのBOJを通過しドル円は緩やかな反発を継続し、117円を回復した後はペースを速めNY時間には117円台後半へ、NY時間にFOMC議事録公表の直後はドル売りから始まる乱高下があったが結果的にはドル買い優勢となり2007年10月来となる118円を突破。明けて11/20(木)日経が昼頃から持ち直しを見せるとドル円は上昇速度を速め欧州時間入り頃にはついに119円を目前とした118.97円を一瞬記録するいに至ったが、米債利回りが芳しくなく直後に118.29円付近まで急落、その後も米債利回りやダウの軟調から一時118円を割り込む場面もあったが上昇意欲が失われることはなく118円中盤を維持して最終日へ。最終日11/21(金)午前中に麻生財務相からから円安牽制とも取れる発言が為されるとドル円は117.36円付近まで急落、しかし日経の反発が後押しとなり午後には118円を回復、欧州後半からNYの週末調整は大玉の打ち合い模様となり118円を挟んで大きめな振幅となったが、結果的に再度118円を狙える117.81円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1121.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(11/17~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY |
R2 |
120.90 |
~ |
122.24 |
R1 |
119.14 |
~ |
119.55 |
S1 |
115.62 |
~ |
115.20 |
S2 |
113.86 |
~ |
112.51 |
Fibonacci Zone EUR/USD |
R2 |
1.2677 |
~ |
1.2763 |
R1 |
1.2565 |
~ |
1.2592 |
S1 |
1.2341 |
~ |
1.2315 |
S2 |
1.2229 |
~ |
1.2144 |
■次週(11/17~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
TD Range Projection |
USD/JPY |
High: |
120.10 |
Low: |
116.58 |
EUR/JPY |
High: |
147.26 |
Low: |
139.65 |
EUR/USD |
High: |
1.2493 |
Low: |
1.2269 |
GBP/JPY |
High: |
187.70 |
Low: |
182.70 |
GBP/USD |
High: |
1.5696 |
Low: |
1.5551 |
先週(11/17~11/21)の動向及び過去4週(10/27~11/21)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/24~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1121.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
11月 23 2014
先週(~2014/11/21)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(11/17~11/21)の動向及び過去4週(10/27~11/21)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/24~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
11月第3週、翌週(第4週)にサンクスギビングウィークを控え、手仕舞いと本邦解散総選挙の行く末を睨んだ先週のドル円は、初日こそ116円を割り込みましたがこれが良い押し目となり以後は20日(木)まで一直線に上昇し、一瞬ではありましたが119円にほんのあと僅かの118.97円の年初来高値を記録、最終日21日(金)に週末調整を受けても118円を若干割ったレベルでの週越えとなりました。
これまで当ブログでは週足を用いてトレンドラインから目標を探って来ましたが、既にそれでは手に負えないレベル。そこで月足を用いてみましたが、年内に意識されるレートとしては1990年4月以来のトレンドラインに示される122円台付近に位置する2007年8月高値の119.82円か、さらにその次2007年2月高値の122.09円越えと言うことになりましょうか。
(左図:1990年1月頃からの月足チャート)
初日11/17(月)東京オープンと共に発表の国内GDPがまさかのマイナスとなり市場は一斉に円売り、2007年10月来の117円台に乗せた直後一転して達成感からの利確売りか今度は116円を割り込む急落、昼頃には115.46円付近まで押されたもののここで下げ止まりを見せ以後は反発し欧州時間には116円を回復、しかしNY時間に入ると材料不足から116円中盤での小刻みなレンジ入り。明けて11/18(火)日経が300円を超える反発を見せてもドル円は追随せず116円中盤を小刻みな値動き、安倍首相から衆院の解散と消費税増税先送り宣言が出るだろう事が確実視されるに連れドル円は117円を回復したが、実際の発表を受けてまさに噂で買って事実売りとなり116.38円付近まで急落、しかし更に下値を追う動きもなく、ドル円は116円後半まで徐々に反発。明けて11/19(水)想定通りのBOJを通過しドル円は緩やかな反発を継続し、117円を回復した後はペースを速めNY時間には117円台後半へ、NY時間にFOMC議事録公表の直後はドル売りから始まる乱高下があったが結果的にはドル買い優勢となり2007年10月来となる118円を突破。明けて11/20(木)日経が昼頃から持ち直しを見せるとドル円は上昇速度を速め欧州時間入り頃にはついに119円を目前とした118.97円を一瞬記録するいに至ったが、米債利回りが芳しくなく直後に118.29円付近まで急落、その後も米債利回りやダウの軟調から一時118円を割り込む場面もあったが上昇意欲が失われることはなく118円中盤を維持して最終日へ。最終日11/21(金)午前中に麻生財務相からから円安牽制とも取れる発言が為されるとドル円は117.36円付近まで急落、しかし日経の反発が後押しとなり午後には118円を回復、欧州後半からNYの週末調整は大玉の打ち合い模様となり118円を挟んで大きめな振幅となったが、結果的に再度118円を狙える117.81円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1121.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(11/17~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(11/17~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(11/17~11/21)の動向及び過去4週(10/27~11/21)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(11/24~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1121.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経