10月 12 2014
CFTC IMMポジション(10/7付集計-10/10公開分)
先週のドル円は、その前週中盤に110円をマークしながらも週末の雇用統計サプライズでも再到達しなかったことを危惧しておりましたが、案の定の下落一途、107円台での終了となりました。今週のIMM集計は週前半の一直線な下落での下端付近のものとなります。
10/7付IMM集計、対円では反転のロング減・反転のショート減の双方反転・双方減から、売り越しは前週の12万枚台から112551枚へ減少・売買計も前週の18万枚台から162225枚へと減少。 対ユーロは反転のロング減・2週連続のショート増から、売り越しは146212枚へ増化・売買計は269146枚へと若干減。IMM全体では、売り越しは306295枚へ増化・売買計は764581枚へと若干の減となり、全体として緩やかにショート方向へ移行中と言った模様となっております。
CFTC IMMポジション(10/7付集計-10/10公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401007.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(10/7付集計-10/10公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401007.pdf
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10月 13 2014
先週(~2014/10/10)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週のドル円は、その前週中盤に110円に到達したにもかかわらず週末の雇用統計で再到達出来なかったことから頭打ちの様相を呈し、週初から下落一途、108円付近でようやく下げ止まったものの週中盤に開催されたFOMCでの起死回生もかなわず更に下落を続け、107.50円付近での下支え攻防のまま終えると言った週となりました。
先週もこのリポートで日足週足のいずれにおいても頭打ちの様相が否めないのでそろそろ大きな調整か?と書きましたが、左記の過去二年来の週足をご覧頂ければ確認できるよう、中間抵抗として機能してた水準(緑のTL)までの下落を見せております。この先このTLが下値抵抗に変じて機能するか下抜けか、注目に値しますね。
(左図:直近2年分の週足チャート)
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1010.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(10/13~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(10/13~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(10/6~10/10)の動向及び過去4週(9/15~10/10)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(10/13~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_1010.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経