4月 20 2014
先週(~2014/4/18)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(4/14~4/18)の動向及び過去4週(3/24~4/18)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(4/21~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は本邦の追加緩和期待喪失から101円中盤での週超えから始まりましたが、週頭に102円を超えることが出来ず再度101円台中盤に押し込まれたところで本邦の追加緩和期待が遅咲きの再燃、加えて中国GDPの好数字が後押しとなり102円を回復、その後一旦は押し目から102円を割れたものの、最終的には102円台中盤で終了という1週間でした。
初日4/14(月)早朝こそ101.42円まで押されたものの、日経のプラス圏に浮上に連れて反発、欧州時間に入ってもこの流れは続き101.80円処まで上昇、しかしNY時間に入るとダウの上値の重さに阻まれ101.66円付近まで軟化。明けて4/15(火)前日に続き好調な日経に後押しされ101.98円付近まで上昇し何度か102円超えを試そうとしたものの壁は厚く、欧州時間頃からは上海株や欧州株の軟調から101.70円付近まで押され、更にNY時間には住宅指数やダウの不調から101.55円付近まで軟化したがNY終了間際頃に本邦追加緩和期待が再燃し101.85円付近まで反発。明けて4/16(水)は中国GDPの好調が反発を押し上げる形となり102円を回復するとそのまま102.25円付近まで上昇、NY時間に出されたイエレン議長発言やベージュブックをほぼ無風通過した後は新規の材料もなく101.30円弱を小動き、。明けて4/17(木)市場開始とほぼ同時にポンド買いの流れと日経のマイナス圏落ちとなり、ドル円は101.80円付近まで押されたが、午後からは反発し、再び102円台前半へ。最終日4/18(金)はイースター休場による参加者不足から1日中102.35-40円付近を浮沈のまま1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0418.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(4/21~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 104.18 | ~ | 104.97 |
R1 | 103.15 | ~ | 103.39 |
S1 | 101.08 | ~ | 100.83 |
S2 | 100.04 | ~ | 99.25 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.4036 | ~ | 1.4115 |
R1 | 1.3932 | ~ | 1.3956 |
S1 | 1.3724 | ~ | 1.3699 |
S2 | 1.3620 | ~ | 1.3540 |
■次週(4/21~)用 主要通貨のTD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 102.51 | Low: | 100.44 |
EUR/JPY | High: | 142.34 | Low: | 140.91 |
EUR/USD | High: | 1.3998 | Low: | 1.3790 |
GBP/JPY | High: | 170.84 | Low: | 168.73 |
GBP/USD | High: | 1.6904 | Low: | 1.6650 |
先週(4/14~4/18)の動向及び過去4週(3/24~4/18)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(4/21~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0418.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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4月 27 2014
CFTC IMMポジション(4/22付集計-4/25公開分)
先週のドル円はオバマ大統領アジア歴訪やTPP交渉の大詰めと言ったイベントや、Sell in Mayを睨んでのポジション調整か、週後半に中規模にN字を2回描いての段階的下落と言った形で1週間を終わりましたが、今回のIMM集計は週前半の102円台中盤でのもみ合い時のものとなります。
4/22付IMM集計、対円では2週連続のロング増・反転のショート増の双方増から、売り越しは6万枚台後半で微減・売買計は再び10万枚台へ増化。 対ユーロは反転のロング減・反転のショート減の双方減から、買い越し・売買計とも微減。
なお、IMM全体においては前週から成った買い越しを16000→21000枚と若干の増加としました。
CFTC IMMポジション(4/22付集計-4/25公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140422.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(4/22付集計-4/25公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140422.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し