1月 19 2014
先週(~2014/1/17)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(1/13~1/17)の動向及び過去4週(12/23~1/17)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(1/20~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は前週末に発表の全米雇用統計のネガティブサプライズによる下落をそのまま引き継いだ形で始まり、前週末下落幅とほぼ同幅を下げたところからV反発したものの105円台に及ばず、再度反落したものの週初レベルで終了と、週足で見れば+字で終わったような形となりました。
初日1/13(月)は本邦が成人式で祝日の中、もみあいが雇用統計発表直後の安値を割るとストップを巻き込み103円前半まで急落、欧州時間に入りサントリーが米国ビーム社買収の報により一時的に103.50円まで反発したものの戻り高値を提供したに過ぎずNY時間からは更に下落を続け、クローズ間際には102.80円付近まで。明けて1/14(火)東京時間は朝から反発を開始、その後米国長期金利の上昇に連れ反発に拍車がかかり、指標好感等の後押しもありNY午後には雇用統計直後の安値域である104円台を回復。明けて1/15(水)は米債金利や日経の上げ幅上昇から押し目買いが戻り売りに勝る形で段階的に104.50円前後まで上昇。明けて1/16(木)は前日NY時間に発表の米国指標やベージュブックの好感から序盤からドルが強含みとなり昼過ぎには104.91円と105円を目前としたが、市場の人気が豪ドルに集中しドル円は蚊帳の外となり動意の無い動きとなる。その後NY時間に発表の米失業保険継続受給者数が嫌感され、ドル円は104円台前半まで下落。明けて最終日1/17(金)は1日動意の無い動きとなったが欧州時間に発表の英小売り高の予想外な好調からポンドが急騰、ドル円は再び蚊帳の外となり動意の無いまま1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0117.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■今週(1/20~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 106.08 | ~ | 106.87 |
R1 | 105.05 | ~ | 105.29 |
S1 | 102.98 | ~ | 102.74 |
S2 | 101.95 | ~ | 101.16 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3763 | ~ | 1.3832 |
R1 | 1.3672 | ~ | 1.3693 |
S1 | 1.3490 | ~ | 1.3469 |
S2 | 1.3399 | ~ | 1.3330 |
■今週(1/20~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 105.63 | Low: | 103.56 |
EUR/JPY | High: | 143.73 | Low: | 140.67 |
EUR/USD | High: | 1.3613 | Low: | 1.3431 |
GBP/JPY | High: | 171.49 | Low: | 167.97 |
GBP/USD | High: | 1.6459 | Low: | 1.6260 |
先週(1/13~1/17)の動向及び過去4週(12/23~1/17)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(1/20~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0117.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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1月 26 2014
CFTC IMMポジション(1/21付集計-1/24公開分)
先週のドル円は前半104.50円付近でのもみ合い、後半1/23(木)の仲値頃に付けた週間最高値を頂点に下落一途。終わってみれば102円台前半という結果となりましたが、今回の集計は週初のもみ合いレベルでの集計となります。
1/21付IMM集計、対円では反転のロング増・4週連続のショート減となり、売り越しも4週連続減・売買計は若干増加。 対ユーロは4週連続のロング減・5週連続のショート増となり、8週ぶりに売り越し転・売買計は微減。
なお、IMM全体においては年始の縮小後、緩やかにショート方向に向きかけている模様です。
CFTC IMMポジション(1/21付集計-1/24公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140121.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(1/21付集計-1/24公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140121.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し