5月 26 2013
先週(~2013/5/24)の主要通貨4本値と次週のPivot
先週(5/20~5/24)及び過去4週(4/29~5/24)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(5/27~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週は103.21円クローズ→102.72円オープンと約50銭の下窓空きから始まりそのまま101.96円まで押し込まれたものの、23日(木)未明には103.73円と2004年11月レベルに匹敵の高値更新。しかし同日日中には100.82円と約3円の大幅下落、週末金曜日も約2円弱の値幅とダイナミックな動きとなり、週終値は101.09円と辛うじて101円台をキープしての終了となりました。
一方ユーロはドル円の上昇と歩調を合わせ、5/23(木)未明には1.2997と1.30に迫るものの、同じく同日中に1.2820と週最安値を付けてしまいました。
そして時を同じく日経平均は5/22(水)に、15000円を突破し年初来高値、更に終値は15627円と約5年5か月ぶりの水準に沸きましたが、翌23日には15942円と16000円を目前まで上昇するも14483円まで1500円近い暴落、そして週末金曜日には13981円と前日最高値から2000円近い下落となる等、市場は忘れていた「Sell in May」の言葉を思い出した週となりました。
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0524.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(5/27~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 104.88 | ~ | 106.05 |
R1 | 103.36 | ~ | 103.72 |
S1 | 100.30 | ~ | 99.94 |
S2 | 98.78 | ~ | 97.61 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3095 | ~ | 1.3163 |
R1 | 1.3006 | ~ | 1.3027 |
S1 | 1.2828 | ~ | 1.2807 |
S2 | 1.2739 | ~ | 1.2671 |
■次週(5/27~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 102.41 | Low: | 99.36 |
EUR/JPY | High: | 134.68 | Low: | 129.46 |
EUR/USD | High: | 1.3055 | Low: | 1.2877 |
GBP/JPY | High: | 154.77 | Low: | 149.94 |
GBP/USD | High: | 1.5203 | Low: | 1.4937 |
先週(5/20~5/24)及び過去4週(4/29~5/24)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(5/27~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0524.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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6月 2 2013
CFTC IMMポジション(5/28集計-5/31公表分)
先週は28,29日(火,水)にかけ再度の高値追いを試しましたが103円にも及ばず失速、週末金曜日には100円割れまでわずか20銭のところまで押される結果となりましたが、今回IMM集計はその再度の高値追いを試した5/28のものとなります。
対円ではロング減・ショート増となり、売り越しは99769枚と10万枚目前まで増加・売買計も若干増、対ユーロではロング・ショート双方減の結果、売り越しは84644枚まで増進・売買計は減となり、集計翌日5/29(水)には1.28375の週最安値を付けましたが、そのまた翌日(木)には1.30604まで反発しており、先々週の逆パターンとなりました。
なお、IMM全体においては全体的にショート側へシフトしている状況が如実です。
CFTC IMMポジション(5/28集計-5/31公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130528.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(5/28集計-5/31公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130528.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し