6月 30 2013
CFTC IMMポジション(6/25集計-6/28公表分)
先週はその前週にあったFOMCとバーナンキ会見から資産購入規模の縮小観測が高まりドルが一段高となり、98円前後からのスタートとなったものの週末の指標前の一旦調整からか火曜日(6/25)には96.958円と一時的に97円割れ、その後週末にかけて指標値も後押しして99.400円の週高値を付け99.176円と99円台での引けとなりましたが、今回のIMM集計は一旦調整が入り週安値となった火曜日NYクローズ時のものとなります。
6/25付IMM集計、対円では4週連続のロング増・ショートは3週連続減からの一転増と双方増となり、売り越しは微減・売買計は増加。 対ユーロは3週連続のロング増からの一転減・5週連続のショート減と双方減の結果、買い越しが若干縮小するものの転換2週目・売買計は微減。
なお、IMM全体においてのロング側へのシフト模様は今回のロング減少のため頭打ちのような状況にも見えます。
CFTC IMMポジション(6/25集計-6/28公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130625.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(6/25集計-6/28公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130625.pdf
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6月 30 2013
先週(~2013/6/28)の主要通貨4本値と次週のPivot
先週(6/24~6/28)及び過去4週(6/3~6/28)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(7/1~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週は前週のFOMC~バーナンキ会見からドル円は一段高となり98円台からのスタートとなりましたが、この98円台と言うレベルは4月の黒田異次元緩和砲で一段高となったときのレベル(正確には黒田砲翌週の上窓=97.762円~98.151円、及び週前半高値域=98.151円~99.937円を加えた97.75円~99.94円のバンド)で、以後何回かモミモミ相場の主戦場となったレベルでもあります。(左図チャート(=8時間足)参照)
週後半は指標値が好感されたとは言え、週高値は99.440円に抑えられ99.176円での週引けとなったのは、やはりこのバンドが意識されたのではないかと思えますね
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0628.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(7/1~)用 週間Fibonacci Zone
■次週(7/1~)用 TD Range Projection
先週(6/24~6/28)及び過去4週(6/3~6/28)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(7/1~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0628.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経