4月 20 2010
ゴールドマン・サックス訴追の影響?(その2)
とても面白い事になっています。
これを描いている現在
(4/20 20:00頃)
ドル円は多くの予想を裏切り、
93円にも届くか?と上昇中。
さて、その前に日曜日に書いた
同じタイトルのエントリーを
ここでもう一度、
読み返していただきたいのですが
多くの下落予想とは逆に
私は反転上昇を予想しました。
>>
昨日今日あたりの各所のブログやTwitterなど見るとドル円の来週の流れ予想として
「GSショックを引き継ぎ90円台へ下落」予想が8割方~ほとんどですね。
(中略)
たとえば、92円を切るか切らないかくらいで一旦92.20円位まで反発、
その後じり下げ状態であ
れよあれよと92円を切り、91.80円程まで、
その頃には市場も「我も我もと」売りが殺到し、91.50円目前、
ショートカバースター
ト!たまりにたまったストップロスを巻き込み
一気に92.50円くらいまで反発。
さて、実際のチャートで検証してみましょう。
日曜日に当該エントリーを書いたときのレートはNY終値なので「92.15円」です。
① 月曜日取引開始早々下窓を空けてスタート。そのあとも92円前後を彷徨ったあと・・・。
② 東京市場が始まるやいなや92円台を回復。仲値あたりでは「92.20円」
③ ところが、欧州勢が参入すると同時に急降下し、「91.59円」
④ しかしそこからは反転上昇、その上昇は止まることなくNY終了直後に「92.53円」
如何でしょうか。急激なショートカバではありませんでしたが、
下落到達レート、戻りレート、再下落(最安)レート、戻り到達レート
ことごとく当ててしまいました。それもほとんど大多数の下落予想を裏切って。
というのは、今回のGSショック。最初から演出臭がぷんぷんだったので
「これは裏で何かあるな?」と思っていたのです。
そしてそれは時間が経つにつれ正解の色合いが強まりました。
下落予想、ショート推奨していたアナリストさんや証券業界さんも
月曜夜以降になってからようやく、
「あれはボルカールール制定のための生け贄だ」とか
「政府のやり口に国民の目も懐疑的」とか
解ったような事を書き始めましたが、
だったら最初からロング推奨すればよいのにね。(笑)
さて、本日21時(これを書いている時間からあと1時間ほど)
いよいよそのゴールドマン・サックスの第1四半期決算が発表されます。
鬼が出るか蛇が出るか!
何となく…ですが、ショートカバーが急激ではなかったと言う事は、
飛び乗りロングを誘発していない。
と言う事は、下げる必要がない。
つまりはプラス予想の決算内容になるのかな?と言う予感はあります。
4月 25 2010
先週(04/19~04/23)の為替動向
先週の各主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 上昇(金曜日下落)。
■原油先物市場 = 上昇。
■NY金先物市場 = 上昇。
■ドル円 = 上昇(円安)。
■ユーロドル = 下落(金曜日一段安)。
■ユーロ円 = もみあい(金曜日上昇:円安)。
話題とすることさえ飽きてきたギリシャ問題ですが
先週金曜日に正式に支援要請を行ったことで
下落を続けていやユーロは支援要請の直前に
年初来の安値サポート(1.3200弱)に並び、
平静に戻ろうかというところです。
また、先週の話題としてはG20もありましたが
為替問題に関しては討議されなかったため、
あまり材料視されることもなく静かに終わりました。
先々週末にGSショックにより下落したドル円は
(当ブログでも触れていたように)
一過性の問題。むしろ政府のやり方に疑問。
と言う認識に移り、上昇に転じました。
さて、来週は日本ではGW入りの前週となります。
また4月末でもあり、本邦の企業や金融機関
場合によっては政府もGWに向けた調整を
行ってくることが予想されます。
調整に終始し、緩急のない相場なら良いのですが
ギリシャ問題の一応の決着、PIIGSに残る懸念
米国経済の好調観、中国元切り上げ、
水面下で穏やかでない半島問題等々、
火種は豊富にあることは気にかけていてください。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 95.49 (DRP) / 95.49 (DPP)
予想安値 92.75 (DRP) / 92.75 (DPP)
ユーロ円
予想高値 128.64 (DRP) / 128.97 (DPP)
予想安値 124.86 (DRP) / 124.53 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.3453 (DRP) / 1.3453 (DPP)
予想安値 1.3130 (DRP) / 1.3130 (DPP)
ポンド円
予想高値 147.31 (DRP) / 147.31 (DPP)
予想安値 141.88 (DRP) / 141.88 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.5568 (DRP) / 1.5568 (DPP)
予想安値 1.5283 (DRP) / 1.5283 (DPP)
※デマーク指標にはDemark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので両方を提示しています。
■資料ダウンロード
◎先週の主要8相場チャート:
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◎先週の4本値と今週のPivot:
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◎週間為替リポート保存版PDF:
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: ギリシャ デマーク指標 Demark Range Projection Pivot Points ユーロドル ドル円 クロス円 原油 為替 株式 米国 指標 ダウ 円高 リスク回避 IMMポジション