7月 11 2010
先週(07/05~07/09)の為替動向
■米国株式市場 = 上昇
■原油先物市場 = 上昇
■NY金先物市場 = もみ合い(Box)
■ドル円 = 上昇(円安)
■ユーロドル = 上昇(ユーロ高)
■ユーロ円 = 上昇(ユーロ高円安)
10000ドル台に復帰の米国株式や原油の復調で、売られすぎたユーロは反発して是正され、反対に避難通貨であった円が売られる。と、市場はリスクオンに傾倒してきました。
先週中盤以降からのこの流れですが、景気の先行き観が好転してきたことからユーロの是正は当然としても、円安要因が避難通貨の売り戻しなのか
日本の参院選を睨んでなのかによっては今週以降のドル円・クロス円の流れに修正が加わるかも知れません。
参院選が民主党の惨敗に終わり、再びねじれ国会化した場合、法案審議に時間がかかる等、忌避要因増での円安であった場合は、その効果は短期的となるため、上昇にブレーキがかかることもあり得る。と言う見方です。
また、CFTCのIMMポジションでの円取引も売買共に増加しているので、避難か否かと注目・検討されていることを裏付けています。
しかし何よりも米国企業の半期決算数値の方が市場の牽引役になるはずなので、それら決算動向が明確になっていく今週はリスクオン継続かリスクオフに逆戻りかの分岐点になるかも知れませんね。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 89.50 (DRP) / 89.50 (DPP)
予想安値 87.79 (DRP) / 87.79 (DPP)
ユーロ円
予想高値 113.97 (DRP) / 114.62 (DPP)
予想安値 111.36 (DRP) / 110.71 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.2800 (DRP) / 1.2800 (DPP)
予想安値 1.2556 (DRP) / 1.2556 (DPP)
ポンド円
予想高値 135.76 (DRP) / 135.76 (DPP)
予想安値 132.30 (DRP) / 132.30 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.5152 (DRP) / 1.5152 (DPP)
予想安値 1.4960 (DRP) / 1.4960 (DPP)
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『先週(07/05~07/09)の為替動向』
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7月 17 2010
先週(07/12~07/16)の為替動向
先週の各主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 前半上昇-金曜下落
■原油先物市場 = もみあい
■NY金先物市場 = もみあい
■ドル円 = 下落(ドル安)
■ユーロドル = 上昇(ドル安)
■ユーロ円 = もみあい
景気の先行き観好転から市場はリスクオンへと傾倒してきたかのように見えましたが、15日(木)未明に発表されたFOMC議事録で、これまでの「強まっている」文言が消え「穏やかな回復」と書き改められたため、これまでの順風は止まり市場はフリーズ状態。
そして、いきなり逆風となったのは16日(金)
GE、シティグループ及びバンカメはいずれも減益。
景況感にブレーキが掛かり重い気分の中発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は予想を遙かに下回り、2009年8月以来の低水準と惨憺たる結果に終わると市場は一斉に投げ売りモードへと回れ右。
この結果、ドル円は86.25円と年初来最安値を更新、ダウも一時10000ドルを切らんレベルまで急速下落。
しかし米国経済とドルとは裏腹に、ユーロは久々の1.3000ドル台乗せに成功する等、明暗がはっきり分かれてしまいました。
ところで、今週末に欧州銀行のストレステスト結果が公表されますが、事前の結果想定が「何の不安もない」と言うことばかり強調されているのが気になります。
米国とドルは一体であり世界経済の牽引役ですがユーロは欧州各国の集合体であり、格差もあります。それが一同揃って「健全である」確立はむしろ低い。と思うのが普通であると思うのですが「揃って健全」?
今般のドル転落のように期待が高ければ高いほど裏切られたときの転落は大きいものです・・・。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 87.87 (DRP) / 87.87 (DPP)
予想安値 84.97 (DRP) / 84.97 (DPP)
ユーロ円
予想高値 112.03 (DRP) / 113.15 (DPP)
予想安値 110.73 (DRP) / 109.62 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.3212 (DRP) / 1.3212 (DPP)
予想安値 1.2725 (DRP) / 1.2725 (DPP)
ポンド円
予想高値 134.10 (DRP) / 134.10 (DPP)
予想安値 130.25 (DRP) / 130.25 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.5642 (DRP) / 1.5642 (DPP)
予想安値 1.5117 (DRP) / 1.5117 (DPP)
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: デマーク指標 Demark Range Projection Pivot Points ユーロドル ドル円 クロス円 原油 為替 株式 米国 指標 ダウ 円高 リスク回避 リスク選好 ストレステスト バーナンキ 議会証言