11月 7 2009
昨晩の米国雇用統計
昨晩の米国雇用統計。
難しくなかったですか?
私はいつもユーロドルで待っているのですが、
昨晩の動きはこれまでの物とは勝手が違い、
チャート以上に私がバタバタしていました。(笑)
ちょっと過去の雇用統計を振り返ってみますと
2009/09/04
直前レート:1.4255
最安値:1.4191 (0時間36分後) – 64pip
最高値:1.4327 (3時間48分後) +136pip
2時間後:1.4221 / 3時間後:1.4231
2009/10/02
直前レート:1.4543
最安値:1.4479 (0時間03分後) – 64pip
最高値:1.4648 (2時間06分後) +169pip
2時間後:1.4626 / 3時間後:1.4612
2009/11/06(昨晩)
直前レート:1.4861
最安値:1.4813 (0時間21分後) – 48pip
最高値:1.4913 (1時間36分後) +100pip
2時間後:1.4871 / 3時間後:1.4854
ここ3回の雇用統計はいずれも「一旦下落した後反転上昇するばかりか
下落の倍ほど高い位置まで上昇した後、高値を維持する」だったのですが、
昨晩のは「行って来い-のあと、指標発表以前の下落トレンドにそのまま乗る」
といったパターンでしたね。
もう一つはユーロドルの場合、
「本変動以前に必ず逆変動し、ワンテンポ遅れるように本変動に入る」のが
「逆変動のあと本変動...かと思えばもう一度本変動」と
フェイントのあと、一人時間差攻撃。とかなりの高テクニックを使われました。
さらにはスタート-最安値-最高値-復帰が、従来はわりと直線的だったのが
かなり雑なバンドワイズでの段階的上昇/下降と、読むのに一苦労。
読めた頃には終わっていた。といった有様でしたね。
この下に上げた「先週(10/26~10/30)の為替動向」でも少し触れましたが
この雇用統計発表時、ダウは激しく上昇下降を繰り返しながらも上昇、
WTI原油は終始一貫下落。という動きでした。
ユーロドルの価格はダウとWTI原油に大きく依存しますから
ダウと原油の相関の無さにユーロドルも翻弄されたのでしょうか。
探せばもっと違う何かもあるのかも知れませんが
とにかく今回の雇用統計は乗りにくかった。という印象が強かったので
後学のためにちょっと書いてみました。
11月 14 2009
先週(11/09~11/13)の為替動向
下記のような流れでした。
■米国株式市場 = 上昇
■WTI原油先物市場 = 週後半に下落
■ドル円 =
木曜日に高値圏に跳ね上がるが金曜日に下落
全般としては緩やかな下落
■ユーロドル =
週前半は高値域、
木曜日に下落後、金曜日に若干の回復
■ユーロ円 =
週前半は高値域を維持するが、
木曜日以降に下落
ダウは一貫して緩やかな上昇です。
週前半は一部で噂されている原油バブルを
予感させる火のような原油高ユーロ高を呈しましたが
木曜日の米国雇用統計により形勢逆転。
しかし、金曜日に再び巻き返しと思わせるような
動きでの終了となりました。
米国では既に利益確定の時期に入ってますので
商いは徐々に閑散としてきており、
いきなりの投げ売り等、ある程度まとまった売買があると
窓明けやつるべ落とし等、誇張された値動きを
見せるかも知れませんのでご注意ください。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 90.52 (DRP) / 90.16 (DPP)
予想安値 88.37 (DRP) / 88.81 (DPP)
ユーロ円
予想高値 134.76 (DRP) / 134.57 (DPP)
予想安値 132.31 (DRP) / 133.27 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.5194 (DRP) / 1.5096 (DPP)
予想安値 1.4769 (DRP) / 1.4867 (DPP)
ポンド円
予想高値 150.67 (DRP) / 150.67 (DPP)
予想安値 144.81 (DRP) / 147.26 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.7058 (DRP) / 1.6931 (DPP)
予想安値 1.6475 (DRP) / 1.6602 (DPP)
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
先週の4本値と今週のピボット
「Pivot_2009_1113.pdf」をダウンロード
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By najirane • 為替動向と予想