8月 2 2009
先週(7/27~7/31)の為替動向
■米国株式市場
木曜日寄り付きに急上昇一段高
■WTI原油先物市場
なだらかに下落していたが
ダウに呼応して木曜日以降上昇
■ユーロドル
なだらかに下落していたが
木曜日以降ユーロ高・ドル安
金曜日LDNFIX後に大きく買われる
■ドル円
全般にもみ合い
金曜日LDNFIX後に大きく売られる
■ユーロ円
全般的にもみ合い
となりました。
先週の予想では、「バーナンキ発言に注意」
と言うことを書きましたが、
やはりバーナンキ発言により
市場にはネガティブな空気が流れました。
しかし、木曜日の米国GDPにより一気に反発され
最後の晩には一部の噂として出回っていた
「金曜日のLDNFIX頃にMSCI絡みで
大きくドルが売られユーロが買われる」が
噂通りに実行されたようです。
米国GDPの数字とそれに対する挙動を見るように、
今後のアメリカ経済は回復基調になると思われるので、
公式通り「米国株高⇒原油高⇒」ユーロ高・ドル安」
の地合になるかと思われます。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ユーロ円
予想高値 137.510 / 137.150
予想安値 133.440 / 133.800
ドル円
予想高値 95.270 / 95.270
予想安値 92.460 / 93.380
ユーロドル
予想高値 1.44200 / 1.442400
予想安値 1.41300 / 1.412600
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
週間為替リポート「2009_0731.pdf」をダウンロード
8月 8 2009
8月上旬の指標ウィーク終了
今週は指標ウィークとも言えるほど大型指標目白押しでした。
8/ 3 23:00 : ISM製造業景況指数-7月分
8/ 4 13:30 : RBA(豪準備銀)政策金利
8/ 5 21:15 : ADP雇用統計-7月分
々 23:00 : ISM非製造業景況指数-7月分
8/ 6 20:00 : BOE(英中銀)政策金利
々 20:45 : ECB(欧州中銀)政策金利
々 21:30 : トリシェECB総裁記者会見
8/ 7 21:30 : 非農業部門雇用者数変化-7月
取った人取られた人色々かと思いますが、最終日(8/7)の
米国非農業部門雇用者数変化-7月指標発表時のチャートで
少しばかり考察をしてみたいと思います。
左記は21:30頃を中心とした
通貨ペア6種の1分足チャートです。
(左上から、
EUR/GBP、EURJPY
EUR/USD、GBPJPY
GBPUSD、USDJPY)
一見して、
EUR/GBP、下落まっしぐら
EUR/USD、変動あるも下落
GBP/USD、変動あるももみ合い
クロス円、上昇まっしぐら
と言うことになります。
つまり、円独歩安で
次にユーロが売られ
ポンドとドルが買われた。
と言う構図が見えますね。
他に注目すべきは
EUR/USDとGBP/USDでしょうか
指標の前後に激しい揺さぶりがあります。
流れ的に言えば、ドルストレートをドルから見たとき、
一瞬ドルの大量売りがあり、急反転して大量買い、
再度急反転して大量に売られた後、また反転して買われ以後それが続く。
と言った模様でしょうか。
クロス円の円売りまっしぐらや、
EUR/GBPのユーロ売りまっしぐらと異なるこの挙動は
大変興味深いと思います。
日曜日にはこの考察も含んだ総括と来週予想をお知らせしたいと思いますが、
今日は疲れたのでこの変でもう寝ます。
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 変動, 指標発表, 挙動, 為替