10月 2 2010
先週(09/27~10/01)の為替動向
■米国株式市場 = もみ合い
■原油先物市場 = 上昇
■NY金先物市場 = 上昇
■ドル円 = 下落
■ユーロドル = 上昇
■ユーロ円 = 上昇
介入警戒肝試し相場が続く中、財務省から 8月30日~9月28日までの介入実績が発表されました。
参照→ http://www.mof.go.jp/feio/monthly/220930.htm
これによると同期間の介入額は、2兆1,249億円。
市場では、日銀の当座預金勘定残高から逆算して、9月15日の介入を1兆8千億円くらいと読んでいますし、政府筋に近い人からも約2兆円という数字が出てますので、 2兆1,249億円と言うことは 9月15日の1回だけではなく
期間中に幾度かの介入があったことが推定されます。
また、9月24日の瞬間高騰は未だ介入だったのか、単なる大型のドル買いだったのか不明ですので、11月に発表される詳細発表まで待つ必要があります。
問題はこの推定なり金額の解釈において、1回こっきりだったなら今後の介入は無い。=規定路線のドル売り円高を進められる。
複数回であったなら、介入レベルやその規模が解らず肝試し相場が続く。
そういうことになります。
先週は各連銀が発表の景況指数の軒並みの低調振りから一貫してドル円は下がり続けましたが、週末発表のISM製造業指数は指数こそ予想並みだったものの、雇用部分が嫌気され、NYクローズにかけて介入実行以前のレベル=再び83円割れを狙う位置まで下落を進めてしまいました。
さて、そのような中、今週は米指標イベントウィーク。予想並みであればまだしも、好感嫌気が交錯する乱高下に
はたして対処できるのか?介入はあるのか?まだまだ重大な関心を持って注視要です。
■週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)
TD Range Projection
USD/JPY Upper: 83.79 / Lower: 82.53
EUR/JPY Upper:117.47 / Lower:110.23
EUR/USD Upper:1.3998 / Lower:1.3585
GBP/JPY Upper:132.66 / Lower:129.71
GBP/USD Upper:1.5869 / Lower:1.5614
Fibonacci Zone USD/JPY
R2 84.83 ~ 85.31 / R1 84.20 ~ 84.35
S1 82.79 ~ 82.94 / S2 81.83 ~ 82.31
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.4067 ~ 1.4225 / R1 1.3861 ~ 1.3909
S1 1.3399 ~ 1.3448 / S2 1.3083 ~ 1.3241
■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(09/27~10/01)の為替動向』
→ 2010_1002.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF
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10月 10 2010
CFTC IMMポジション(10/09公表分・合計版)
このブログにある各種の集計一覧表やグラフは、何処を探しても私が欲するような集計や見やすい形では無いので、いきおい自分で造った物を載せている訳ですが、今回CFTC IMMポジションの全通貨集計版という物を作ってみたので掲載してみます。
なお、CFTCではJPY/EUR/GBP/AUD/CAD/CHF//NZD/MXNの8通貨のデータが掲載されますが、ロイター等のニュースを見るとMXNを除外した形での集計が一般的なようなので、以下の集計表ではMXNを含む/除く両方の合計を載せています。
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, ガイトナー, 中国, 介入, 利上げ, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 日銀, 米証券先物取引委員会, 買い越し