2月 5 2010
底が抜けた?
昨晩(2月4日)のLDN-FIX後のクライマックスセルオフは
世界の各地から阿鼻叫喚が聞こえたような気がします。
かくいう私も、臨時の売りを入れながら
危なそうな買いポジクリア(L/C)を余儀なくされました。
新規失業保険申請数の数値が思わしくなかったので
ダウも通貨も各種コモディティも
重くなりつつあったところに、
クオモNY州司法長官名でバンク・オブ・アメリカのルイス前CEOらを
「メリルの損失を知っており、200億ドルの救済を得るために虚偽の報告をした」として起訴。
そして一気に空中分解。あれよあれよという間の下落劇でした。
しかし、この下の昨晩のエントリでも触れているように
また、「全ての急変動は仕掛けられたシナリオ通り」のセオリーからも言えるのですが
昨晩の新規雇用保険申請数の数値は、計算期間が違うため、
明日の雇用統計には反映されません。
つまり以前として明日の雇用統計は好数値の期待が残っているのです。
また、州地方長官の提訴なんて事は突然出来ることではなく
側近や一部の人間は十分知り得ていたはず。
そしてその中に機関投資家チームがいたら…。
ところでこれを書いているのは日本時間では午前3時ですが、NY時間でなら午後1時。
画像として上げたチャートには描かれていませんが、
昼食から帰ってNY勢が、昼休み中に積み上がったロングポジションを潰すために
現在散発的に売りを入れているようです。
89.20円付近まで反発したものが88.70円位まで売り込まれて
そして今また、89.10円まで反発しています。
これらのことから、明日(正確には今日ですが)のスーパーサプライズは
予感から確信に変わったような気がします。
7月 20 2010
今週末も大波乱?
先般書いた「先週(07/12~0716)の為替動向」の中で、
と、書きましたが、その予感はどうやら的中した模様です。
Bloombergの報道によると、EUストレステストの関係者の話として、
独ヒポ・レアルエステート:EUのストレステストに不合格-関係者
と明かしたそうです。
ゴキブリと同じで、1匹見つけたらその数倍から数十倍はいると見るのが常識です。
まさかこの1行だけで済むはずはなく、結果は散々な物になる事が予見されます。
と言うことは、この報道が「周知」になる前、つまり織り込み済みになる前にユーロは上げるだけ上げて、週末には一気に落とす。と言う構図が見えてきます。
また、逆に、「数行はあるのは想定の範囲。予想よりも多い/少ない。」と言う考え方であれば、この報道を織り込みながら低迷を続け、週末に一気に上げる。と言う構図も考えられます。
ともあれ、投機筋(輩さん)の騰落操作の押しつけ理由が1つ出来たという事実だけはあらかじめ皆さんの相場観に織り込んでおくことをお勧めします。
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: EU, サプライズ, ストレステスト, ネガティブサプライズ