11月 5 2008
悔しいけれどアメリカ人は巧い その2
昨日の続きになりますが、今日1日仕事しながら
「なぜ、アメリカ人はあんなにも巧いのか」を考えてました。
と、ほぼひらめきのように答えが浮かんだんですね。
世界初のコンピュータといわれるENIAC(エニアック)は
米国陸軍の大砲の弾道計算を主な目的としておりました。
時代は進み、飛んでいるミサイルを撃ち落とすミサイル
(パトリオットのこと)まで作れるようになりました。
そして現在は弾道予想不可能(パトリオットすら騙せる)な
飛び方をするミサイルまであります。
そう。テクニカル分析というのは弾道計算です。
システムトレードとはその弾道にぶち当てるパトリオットです。
そして今、アメリカ人はそのパトリオットすら騙せる
予測不可能なトレード手法さえ可能に…。と、考えられませんか?
金融工学と心理学を巧みに操るそのような人種を相手に
予測技法としてのチャートの見方を少し知っている。とか
各種のトレンドツールやオシレータを使った程度で
「取ったど~!」なんてのは、実は単にまぐれか
お釈迦様の手のひらで遊ばれているだけなのかも。
ということで、昨日の書き込みでも書いたように
さらに突っ込んで敵(チャートの向こうの居並ぶトレーダー)の
研究をしたい欲望が今メラメラとふつふつと湧いています。(笑)
5月 11 2009
連載:押し目(戻り)なのか転換点なのか? その7
『転換点の定義』
今ほど、最近パンローリング社から刊行されたセミナーDVD
「為替ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック」
を一気に見終わりました。
そしてその中で今までこのブログ中でも頻繁ながら観念で使っていた
「トレンド」や「転換点」の定義を明確に知ることが出来ました。
曰く、「テクニカル分析の最大の目的は転換点を知ること」だそうで、
サポート(またはレジスタンス)を3回切り上げ(切り下げ)したらトレンドが形成され
その傾向を為し得なくなったとき(サポートまたはレジスタンスラインを割ったとき)
つまり「ブレイク」したときが転換点である。ということです。
DVDを見て改めて「なるほど~」と思ったのですが、ふと平田氏の
「FX 誰も教えてくれなかった外為ディーラーの儲け方」を読み返したら
[思考4](P162~)の項目でもしっかりと触れていたんですね。
ともあれ、ここ最近のこのブログでの私の命題「押し目なのか転換点なのか」に対し
かなり明確な指針を与えてくれたことは確かですし、
デマーク指標が何故有用なのかに関しても
(このDVDではあまり深くは突っ込んでいませんが)
□従来指標 → デマーク指標
・主観的 → 客観的
・アナログ → 機械的
・流動的 → 一貫性
と言った解りやすい違いを挙げての説明に納得した次第です。
と言うのも、「裁量とシステムトレード」と言う命題も私にはあるからで
より一層、デマーク指標を学習する意欲に火が付いたようです。
お薦めです↓
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By najirane • 分析・相場観・手法 • Tags: テクニカル分析, デマーク指標, トレンド, 戻り, 押し目, 転換点