2月 6 2010
先週(02/01~02/05)の為替動向
■米国株式市場 = 前半上昇、後半下落
■原油先物市場 = 前半上昇、後半下落
■NY金先物市場 = 前半上昇、後半下落
■ドル円
= 前半もみあい、後半下落(円高)
■ユーロドル
= 前半上昇、後半下落(ユーロ安+ドル高)
■ユーロ円
= 前半もみ合い、後半下落(ユーロ安+円高)
未だギリシャ不安が残り、ユーロ安基調の相場は
その時々の避難先としてどこを選んだかによって
特に週後半は各通貨に大相場が見られました。
また、新規失業保険申請数の数値が振るわず
重い雰囲気から始まった木曜日のNY市場開始直後、
バンカメのルイス前CEOが提訴されたことをきっかけに
全ての通貨、コモディティが一気に空中分解。
あれよあれよという間に奈落の底へと下落しました。
(逆に言うと円独歩高と言うことになります)
また、金曜日に発表の雇用統計は
統計基準見直しにより前年度の数値を含め
新規の数値として発表されましたが
改訂前:前回[ -8.5万]/予想[ 1.5万]
改訂後:前回[-15.0万]/予想[1.5万]/結果[-2.0万]と
修正が間に合わなかった予想値に対してのこの結果、
つまり[ 1.5万]予想が[-2.0万]と言う文字面に反応し、
各通貨とも大規模な下落となりました。
これに関してはメルマガ版の方で詳しく書きますが、けして悲観材料ではありません。
市場がそれに気付くだろう来週以降どのような反応をするかに注目したいですね。
よって、週明け月曜日は様子見。月曜日のダウの動きから、火曜日の東京仲値付近で
来週のあらすじが見えてくるかと思います。
■なお、今週号のメルマガ版 FX_勝てば官軍では
何故上記で「雇用統計は悲観材料ではない」と書いたかを解説しています。
メルマガはまぐまぐ!のシステムをお借りしています。
http://www.mag2.com/m/0001056844.html
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 91.28 (DRP) / 90.88 (DPP)
予想安値 88.38 (DRP) / 88.77 (DPP)
ユーロ円
予想高値 130.72 (DRP) / 129.01 (DPP)
予想安値 123.40 (DRP) / 128.08 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.4360 (DRP) / 1.4275 (DPP)
予想安値 1.3803 (DRP) / 1.3887 (DPP)
ポンド円
予想高値 147.35 (DRP) / 147.09 (DPP)
予想安値 141.93 (DRP) / 142.20 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.6282 (DRP) / 1.6282 (DPP)
予想安値 1.5870 (DRP) / 1.5900 (DPP)
※デマーク指標の予想にはDemark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので 両方を提示しています。
■資料ダウンロード
◎先週の主要8相場チャート:2010_0205_cをダウンロード
◎先週の4本値と今週のPivot:Pivot_2010_0205をダウンロード
◎週間為替リポート保存版PDF:2010_0205をダウンロード
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3月 14 2010
先週(03/08~03/12)の為替動向
先週の各主要相場は下記のような流れでした。
■米国株式市場 = もみあい。週末上昇。
■原油先物市場 = もみあい昇
■NY金先物市場 = 下落
■ドル円 = 週初下落、火曜日から上昇(円安)
■ユーロドル = 週初下落、火曜日から上昇(ドル安)
■ユーロ円 = 週初下落、火曜日から上昇(円安)
各通貨ペアとも対円・対ドルで火・水に底値を付けた後
これまでの下落やもみ合いから上昇に転じました。
これまでの欧州通過安+円高基調から
欧州通過の復調+円安への変化と見えなくもないです。
懸念続きのユーロ圏動向において、格付け会社のS&Pが
ルーマニアの格付け見通しを引き上げたことで
ソブリンリスクが後退。
市場はリスク回避からリスク選好へと舵を取り直したこと。
また、その前週の雇用統計を好感しての追い風から
このような転換に至ったと思われます。
ただ、この上昇気運にあっても上値は限定的。
と見ていた方がよいかもしれません
本来、こと日本においては3月決算にらんでの
リパトリ(本国環流)で海外通貨を円に換えるため
円高に進みやすい傾向があります。
おそらく市場はロングに傾いているかと思いますが
このブログやメルマガで毎度申し上げているように
「上げる前には必ず下げる」「下げる前には必ず上げる」
のが、機関投資家やファンド勢の基本戦法です。
彼らにストップロスや損切りを進呈をするよりも
安全堅実に、こつこつと利食う方が賢明かもしれません。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ドル円
予想高値 92.26 (DRP) / 91.51 (DPP)
予想安値 89.28 (DRP) / 90.03 (DPP)
ユーロ円
予想高値 127.03 (DRP) / 125.61 (DPP)
予想安値 122.64 (DRP) / 124.05 (DPP)
ユーロドル
予想高値 1.3961 (DRP) / 1.3910 (DPP)
予想安値 1.3597 (DRP) / 1.3647 (DPP)
ポンド円
予想高値 140.76 (DRP) / 139.82 (DPP)
予想安値 134.66 (DRP) / 135.60 (DPP)
ポンドドル
予想高値 1.5419 (DRP) / 1.5373 (DPP)
予想安値 1.4982 (DRP) / 1.5027 (DPP)
※デマーク指標にはDemark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので両方を提示しています。
◎詳細チャート:2010_0312_cをダウンロード
◎先週の4本値と今週のPivot予想:Pivot_2010_0312をダウンロード
◎保存版PDF:2010_0312をダウンロード
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: Demark Range Projection, NY金, PivotPoints, クロス円, ダウ, デマーク指標, ドル円, ユーロドル, リスク回避, リスク選好, リパトリ, 円売り, 円安, 円高, 原油, 指標, 株式, 為替, 米国, 雇用統計