6月 19 2010
IMMポジション(06/18公表分)
「円」は、ロングが前週比
-18.3%減で 23304枚、ショートは前週比
-34.3%の大幅減で 26987枚、結果売り越しは前週の 12547枚から 3680枚へと、先週の反転はなんだったの?と言うほどの減少です。
来週は買い越しに反転してもおかしくないような雰囲気です。
ロングショート共に減少している=売買そのものが減少している訳ですが、円ショートの大幅減はこの下の書くようにユーロロングへ移動している。と考えると多少はつじつまが合うような感じですが、他金融資産への移動を含め相場の方向性が転換する調整の時期なのかな?と考える方が自然に思えます。
続いて「ユーロ」は、ロングが前週比
7.8%増で 49526枚、ショートは前週比
-29.1%の大幅減で 111886枚、結果売り越しは前週の 111945枚から 62360枚へと、こちらも半減に近い激減です。
ユーロの1.2000割れは通算で5営業日ときわめて短時間でしたが、こちらもどうやらロングへの転換時期なのかな?という感じですね。
と言うことで、数字とグラフだけを見る限り、円の売買は縮小傾向にありユーロはロングに傾きつつある。と言う流れが連想されます。
IMM
ポジション資料PDF→
IMM_20100615.pdfをダウンロード
※初稿アップの際に資料を付け忘れました。
6月 27 2010
IMMポジション(06/25公表分)
「円」は、ロングが前週比
25.5%増で 29257枚、ショートは前週比
-5.0%の微減で 25627枚、結果、売り越しは前週の 3680枚から -3630枚へと、先週の予想通り買い越しに転じました。
為替レートの方もこれを反映し、6月初旬からユーロ円の110円台やオージー円の78円台等、クロス円は軒並み軟化していた中、最後まで粘っていたドル円もついに週の終値で3ヶ月半ぶりに89円台へ下落しました。
年初来のドル円下値域では、2月後半で週終値で88円台まで下落しましたが、今回の軟化(更なる円ロング増)はどのくらいまで進むのか気になります。
続いて「ユーロ」は、ロングが前週比
-17.2の大幅減で 41013枚、ショートは前週比
0.1%の微増で 111987枚、結果、売り越しは前週の 62360枚から 70974枚へと増加していますが、先週のショート大量減、今週のロング大量減と言う動きを見ると、先週から今週にかけて、前半はショートポジションの手仕舞い、後半はロングポジションの手仕舞いがあったかのような印象です。
一時はパリテイ(1?=1$)を狙うかのような印象でしたが、1.2000がかなり底堅くあり、短期的には仕掛けどころ満載でも長期的には手控えられているかのような雰囲気です。
■資料ダウンロード
『6/25公表のIMMポジション』→
IMM_20100622.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, ガイトナー, 中国, 介入, 利上げ, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 日銀, 米証券先物取引委員会, 買い越し