5月 11 2009
連載:押し目(戻り)なのか転換点なのか? その7
『転換点の定義』
今ほど、最近パンローリング社から刊行されたセミナーDVD
「為替ディーラーのテクニカル分析 デマーク指標に学ぶ普遍的テクニック」
を一気に見終わりました。
そしてその中で今までこのブログ中でも頻繁ながら観念で使っていた
「トレンド」や「転換点」の定義を明確に知ることが出来ました。
曰く、「テクニカル分析の最大の目的は転換点を知ること」だそうで、
サポート(またはレジスタンス)を3回切り上げ(切り下げ)したらトレンドが形成され
その傾向を為し得なくなったとき(サポートまたはレジスタンスラインを割ったとき)
つまり「ブレイク」したときが転換点である。ということです。
DVDを見て改めて「なるほど~」と思ったのですが、ふと平田氏の
「FX 誰も教えてくれなかった外為ディーラーの儲け方」を読み返したら
[思考4](P162~)の項目でもしっかりと触れていたんですね。
ともあれ、ここ最近のこのブログでの私の命題「押し目なのか転換点なのか」に対し
かなり明確な指針を与えてくれたことは確かですし、
デマーク指標が何故有用なのかに関しても
(このDVDではあまり深くは突っ込んでいませんが)
□従来指標 → デマーク指標
・主観的 → 客観的
・アナログ → 機械的
・流動的 → 一貫性
と言った解りやすい違いを挙げての説明に納得した次第です。
と言うのも、「裁量とシステムトレード」と言う命題も私にはあるからで
より一層、デマーク指標を学習する意欲に火が付いたようです。
お薦めです↓
2月 12 2012
PivotTrade _1
連載モノとして、この辺で私なりのPivotTrade論をまとめてみようかと思い、これまで書きためた中から少しずつ小出ししていこうと思います。今日はまず、結論から(笑)
左図が私のPivotTradeのイメージです。上はローソク足チャート、下はスノボとかで使うハープパイプが横に連結したイメージと思ってください。
スキーなどしている人は「ピボットターン」と言ったり「山周りターン」と言えば即座にイメージできるかも知れませんが、私のイメージの中ではハープパイプの頂点はピボットであり山なんです。
私は常々「転換点=加速点」と言う言葉を多用していますが、その転換点になり得る点がピボットであり、ピボットであればこそ反転ポイントにも加速ポイントにももなり得る。そういうイメージをこの図から感じて頂ければよいかと思います。
さて、Pivotと言うと通常はWilderのそれが主役になりそうですが、私の考え方では「意識される点」すべてがPivotです。これは図のような横連結ハープパイプのように一定の規則に従って級数的に並んだ頂点だけではなく、その中のコブであるとかえぐれもピボットになり得るし、何よりリズムこそすべて。なのでいわゆる時間論などもPivot的に捉えることが出来ると思います。
と言う事で次回以降は各種のPivotの考え方の共通点や相違点などを…。(続く)
→第2回:WilderのPivotとその概念図へ
にほんブログ村
為替・FXランキング
By najirane • 分析・相場観・手法 • Tags: Bollinger, Camarilla, Demark, Fibonacci, Pivot, Wilder, Woodie's, ハーフパイプ, ピボット, フィボナッチ, ボリンジャー, 加速点, 時間論, 転換点, 逆張り, 順張り