8月 24 2014
先週(~2014/8/22)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(8/18~8/22)の動向及び過去4週(7/28~8/22)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(8/25~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、その前週に日足ディセンディング・トライアングル・パターンからの上抜けに減速をかけられた形になったところからのスタートとなりましたが、1週間を通じて直線的に上昇、103円はおろか104円タッチをも果たしました。
現状、104円弱の位置におりますが、ここは4月初旬に頭を押さえられ日足ディセンディング・トライアングル・パターンの生成の要ともなってしまったポイントでもあるので、ここの明確な上抜けの是非を見極めたいところです。
(左図は年初来の日足チャート)
初日8/18(月)企業のバカンス(盆休み)も明けた前半は日経の堅調に連れドル円も102.50円近くまで多少は強含んだが、仲値後から日経が軟調に転ずるとドル円も102.30円台まで軟化、しかし欧州時間以降は欧州株の堅調や米債利回り上昇、またユーロ売りの反対売買からの買われなどから再び102.50円処へ上昇。明けて8/19(火)日中は動意の無い推移が続いたが欧州時間以降になるとクロス円を中心に買われ始め、ドル円も102.65円処まで上昇、更にNY時間に発表の米住宅関連指標の上振れが好感され、ドル円は先週末高値を上抜けるとそのまま102.90円付近まで上昇。明けて8/20(水)本邦7月の貿易赤字が予想を上回ったことや日経の続伸を受けドル円は102.99円と103円を目前としたが、日経が伸び悩むとドル円も上げ渋り、しかし午後から米指標の高評価が蒸し返され、103円の壁を破るとストップを巻き込み103.21円付近まで急上昇、欧州時間中盤以降は伸び悩みを見せてきたがNY組が姿を見せ始めると再びドル買いが再燃し103.40円付近まで上昇、NY時間午後に公表されたFOMC議事要旨にて雇用増による利上げ期待からドル買いが加速、米債利回り上昇幅拡大からも後押しされ、4/4以来となる103.75円付近まで急騰。明けて8/21(木)前日NYでのFOMC議事録公表が材料視され続けると共に日経の堅調からドル円は103.95円付近と104円目前、しかし104円付近に多量に存在している売りに阻まれ103.80円付近までいったんの退却。最終日8/22(金)序盤にまとまった買いが見られたが103.94円付近で頭打ち、更に午後からは日経が前日比マイナスとなり103.65円付近まで軟化、ところが、NY時間に開催のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演内容がややタカ派であると受け止められ、ドル円は1/23以来となる104.20円付近まで急騰、次いで開催のドラギECB総裁の講演は特に材料視されることもなく、ドル円は104円弱の位置に週末調整で落ち着き1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0822.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(8/25~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 105.40 | ~ | 106.14 |
R1 | 104.43 | ~ | 104.66 |
S1 | 102.49 | ~ | 102.26 |
S2 | 101.52 | ~ | 100.78 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3464 | ~ | 1.3532 |
R1 | 1.3376 | ~ | 1.3397 |
S1 | 1.3199 | ~ | 1.3178 |
S2 | 1.3110 | ~ | 1.3043 |
■次週(8/18~)用 主要通貨のTD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 105.04 | Low: | 103.10 |
EUR/JPY | High: | 137.40 | Low: | 136.14 |
EUR/USD | High: | 1.3321 | Low: | 1.3144 |
GBP/JPY | High: | 173.41 | Low: | 171.49 |
GBP/USD | High: | 1.6655 | Low: | 1.6479 |
先週(8/18~8/22)の動向及び過去4週(7/28~8/22)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(8/25~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0822.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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8月 31 2014
先週(~2014/8/29)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(8/25~8/29)の動向及び過去4週(8/4~8/29)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(9/1~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、大きく上窓を空け104円台からのスタートとなりましたが、防戦売りに阻まれたか徐々に水準を落としながらも103円後半は維持し、週末には再度104円付近での終了となりました。
現状104円弱の位置におりますが、先週も書いたようにここは4月初旬に頭を押さえられ日足ディセンディング・トライアングル・パターンの生成の要ともなってしまったポイントでもあるので、ここの対処(上抜けか反落か)の是非を見極めたいところです。
(左図は年初来の日足チャート)
初日8/25(月)前週末のイエレンFRB議長講演やウクライナにおけるロシア軍の後退報道に牽引され、前週末の104円弱での引けから大きく上窓を空け104円台からのスタート、しかし欧州時間からは欧州指標の不振などから再び104円割れへと値を崩したが、NY時間以降はダウの堅調や米債利回り上昇などから104円台に復帰。明けて8/26(火)序盤は反発模様から始まったが、仲値後に日経の下げ幅が拡大すると海外勢の売りに押され103.80円付近まで反落、しかしNY時間以降からは強い米指標やダウの堅調に後押しされ再び104.15円付近まで反発。明けて8/27(水)特に材料のない中、午後から日経が弱含むとドル円も次第と軟化し104円を割れるとそのままじり下げ、欧州時間序盤には103.85円付近まで弱含んだが、NY時間には僅かに持ち直し104円を若干切れるレベルへ。明けて8/28(木)日経が前日比100円を超える下げを見せるとドル円も103.70円付近まで連れ安、欧州時間からはウクライナ情勢悪化懸念の再燃から更に103.54円付近まで軟化、しかしNY時間に発表の米GDPが市場予想を上回るとドル円は103.85円付近まで上昇するもほぼ瞬間的な動きに留まり、104.70円付近まで弱含んで終了。最終日8/29(金)序盤は明日からの米国市場三連休の出方待ちで様子見模様、午後からは日経の持ち直しに連れてドル円も103.85円付近まで上昇、その後欧州時間からはダウ先や欧州株の堅調などに後押しされ103.90円付近まで上値を拡大、NY時間に発表の米指標が強い結果に出るとドル円は104円台を回復するが、その後ロンドンフィックスにかけて月末フローのポジション調整売りから103.80円付近まで急落、しかしこれも一過性の動きとなり売り一巡後は次第に104円に近づき、104円ちょうど付近に落ち着き1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0829.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(9/1~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(9/1~)用 主要通貨のTD Range Projection
先週(8/25~8/29)の動向及び過去4週(8/4~8/29)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(9/1~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0829.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経