7月 5 2009
灯台もと暗し
最近、「アメリカ株高⇒(原油高⇒)ユーロ高」と言うテーマでいくつか書いていますが
このような相関は日経平均や米ドル、ポンド、スイスフランなどにも言えます。
このため、多くのトレーダーが愛用しているチャートソフト「MetaTrader4」で
これらの参照できないかと言うことでネット上でも多くの情報がありますが、
なんと灯台もと暗し!ODL JAPANでそれが可能でした。
左はそれら複数相場を参照出来る中で
もっともお薦めされる回数の多い
BroCo(旧WHC)のものですが、
ダウ、WTI、日経の3つとも押さえているのが
BroCoしかなかったというのが実情です。
つまり、FX以外にCFDをどれだか行っているかが要点だったわけですが
ここで思いついたのがCFDを全面に売り出してきたODL JAPAN。
同じ組み合わせをODLで行ってみたら
全く同じじゃないですか。
これこそまさに灯台もと暗しです。
加えて、BroCoのレート配信は半日飛んでみたり
1日遅れになってみたりと、
リアルタイム性に疑わしいところがありましたが
ODL JAPANならそんな心配は皆無ですからね。
ちなみに上記のチャートは以下の相場をマルチ展開しているものです。
DJIA(ダウ平均) | EURUSD | USDJPY | USDCHF
WTI(NY原油) | EURJPY | GBPUSD | EURCHF
NK(日経平均) | EURGBP | GBPJPY | GBPCHF
これにより、株価|原油|為替間での資金移動が何となく見えます。
これらが動いていなければ、金や債券への移動なのかな?と言う感じですね。
ということで、灯台もと暗しというか棚からぼた餅なODL JAPANのFX&CFDでした。
9月 6 2009
先週(8/31~9/4)の為替動向
先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。
■米国株式市場
火曜日に下落、その後なだらかに下落を続け
木曜のISM製造業景況指数後に反発。
■WTI原油先物市場
週前半に下落、後半は安値圏でもみ合い。
■ユーロドル
週初はユーロ高ドル安。
ダウ下落に呼応しユーロ下落。その後はもみ合い。
■ドル円
ほぼダウに呼応するかのように集中版に下落し
ISM製造業景況指数~雇用統計で上昇傾向へ。
■ユーロ円
ほぼダウに呼応するかのように集中版に下落し
ISM製造業景況指数~雇用統計で上昇傾向へ。
先週1週間もダウ市場に呼応する動きが見えます。
ただ、ISM製造業景況指数~雇用統計の動きは
悪い数字にもかかわらず、ダウやクロス円の上昇
という反応になっているのが特徴的です。
これまでリスク回避姿勢一辺倒だった状況が
これ以上は悪くならないという景気の底打ち感から、
強気姿勢に転じてきたのではないでしょうか。
また、民主党政権となった日本の先行きが
今ひとつ不透明なのも、
これまでの「リスク回避先の円」という構図に
変化を与えていることも否めないと思います。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ユーロ円
予想高値 134.48 / 133.51
予想安値 130.50 / 131.48
ドル円
予想高値 94.03 / 93.28
予想安値 90.89 / 91.64
ユーロドル
予想高値 1.4347 / 1.4334
予想安値 1.4118 / 1.4134
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
先週の4本値と今週のピボット「Pivot_2009_0904.pdf」をダウンロード
週間為替リポート「2009_0904.pdf」をダウンロード
※今週からピボットデータ(DeMarkとPivot)も掲載するようにしました。
なお、このピボットデータは拙作「指標ホイホイ(仮称)」が
勝手に為替データをダウンロード~指標値計算更新をするもので
いずれ何らかの形で公開したいと思います。
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: Demark, ISM製造業景況指数, PivotPoints, RangeProjection, WTI, クロス円, ダウ, デマーク指標, ドル円, ユーロドル, ユーロ円, リスク回避, 原油, 失業率, 底打ち感, 景気, 為替相場, 雇用統計