11月 9 2010
どうなるドル円(11/09版)
平日に書くのは珍しいことですが、少し動きが出てきたので。
先週末に書いた週間相場やメルマガ内、またTwitter等で「3たび81.50円を上抜けないのが気になる・・・。」なんてことを書いてまして、また、今週に入ってからは「81.40円すら上抜けないのが・・・、また、ディセンディングっぽいペナントが・・・。」なんて書いていたのは左のチャートです。
本日昼前、中国が『投機的な資本流入抑制のための規制=企業の短期的な対外債務枠を厳格に管理』を発表したことにより、瞬間的な円高となり、ドル円は81.15円レベルから81.70円まで急落しましたが、私はこれが無くともこの辺りまでは落ちてくるだろうし落ちなければ「ペナントが完成されない」と思っていたので、中途半端だとかなんだかんだつぶやき続けていた訳です。
さて、この後どうなるかという話ですが、週足ピボットではS1:80.46円、S2:79.67円と、史上最安値更新に見事に符合したターゲットを用意しています。
つまり、今日の勢いのまま下値攻めするか、レンジを続けるかして、今日であれば80.65円(トレンドラインから)今週中であれば81.46円(Pivot S1)がメド。
それを下抜いたら史上最安値への挑戦が起こるだろうし、それが実現出来なかったら、待ちに待った大反転ではなかろうか。などと思っている次第です。
上値ではR1:が81.80円となっていますので、これを上抜けばその期待大ですね。
ってのはあくまで現在(11月9日 19:20)時点での話ですが、ペナントが収束するまでこの流れは続くと見ています。
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11月 10 2010
どうなるドル円(11/10版)
昨日の続きをもう書く事になってしまいました。
「ディセンディン グっぽいペナントが・・・。」って事は近々どちらかにブレイクする。と言う意味ですが、なんとそれは昨晩というか本日未明でしたね。
しかし材料としては、24:00に発表された 9月卸売在庫(前月比)位で、前回=+1.2%に対して予想=+0.7%、しかし結果は+1.5%と、予想を倍も上回り前回以上・・・ではありますが、発表前80.60円、更には下値攻めか?と言う水準だったものがNYクローズ時点では81.95円まで、なんと1.35円の素晴らしい上げっぷりです。
雇用統計でサプライズが出てもここまであげるかどうか疑問ですが、とにかく上がったものは上がったもの。チャートを見れば一目瞭然。下ブレイクかと思わせてヒゲだけ突き出し、結局上ブレイクです。しかし、週足ピボットの81.80円そして82円の壁は厚く、現在は高値域で足踏み状態という形ですね。
さて、再度今週の週足ピボットを再掲しておきますと
下値ではS1:80.46円、S2:79.67円-上値では上値ではR1:81.80円、R2:82.35円となっています。
このまま82円の壁をぶち抜き82.35円に達すれば大転換決定。と言うことになりますが、ここで負けてしまうと、再80.46円、そして79.67円がターゲットになる。と言うことはどこか頭の隅に置いていた方がよいでしょう。
ってのはあくまで現在(11月10日 19:20)時点での話です。
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 大反転 史上最安値 更新 中国 ピボット 82円 卸売在庫