3月 16 2014
先週(~2014/3/14)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(3/10~3/14)の動向及び過去4週(2/17~3/14)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(3/17~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円はウクライナ情勢動向警戒に加え前週末に発表の中国貿易収支が予想外の赤字となったことを嫌気し、下窓を空けてのスタート。その後も上値は重く進行し、週末にはウクライナ情勢動向に加えミシガン大学消費者態度指数の予想割れが追い打ちとなり101円台へ。
初日3/10(月)は前週末発表の中国貿易収支が予想外の赤字となったことを嫌気し下窓開けてのスタート。一時103円を切るが、欧州時間以降は欧州株の堅調から買い戻しも見られ103.20円付近まで回復。明けて3/11(火)は日銀政策決定会合までは多少上昇したが、決定会合及び後の総裁会見で従来の発言を繰り返す内容となり、103.20円付近に押し戻されその後も動意無く推移したが、NY時間午後からウクライナ情勢への警戒感や中国系企業の社債デフォルト懸念を背景にNYダウの下げ幅が拡大、ドル円は103円を切るとストップを巻き込み102.90円レベルへ。明けて3/12(水)は序盤こそNYの流れを継いでの下値押しが見られたが日中は押し目買いからか自律反発、しかしこれも長続きせず欧州時間からは102.60円付近まで続落となる。明けて3/13(木)も上値重く動意無く推移していたがウクライナ情勢動向に加えミシガン大学消費者態度指数の予想割れが追い打ちとなり、102円を切ると101.60円付近まで急落。最終日3/14(金)も上値の重い展開が続き、ウクライナのクリミア住民投票という火種を抱えたまま101.30円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0314.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(3/17~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 104.20 | ~ | 105.05 |
R1 | 103.09 | ~ | 103.36 |
S1 | 100.88 | ~ | 100.62 |
S2 | 99.77 | ~ | 98.93 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.4036 | ~ | 1.4087 |
R1 | 1.3970 | ~ | 1.3986 |
S1 | 1.3838 | ~ | 1.3822 |
S2 | 1.3771 | ~ | 1.3721 |
■次週(3/17~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 102.38 | Low: | 100.16 |
EUR/JPY | High: | 140.79 | Low: | 138.63 |
EUR/USD | High: | 1.4005 | Low: | 1.3873 |
GBP/JPY | High: | 170.75 | Low: | 165.83 |
GBP/USD | High: | 1.6692 | Low: | 1.6518 |
先週(3/10~3/14)の動向及び過去4週(2/17~3/14)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(3/17~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0314.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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3月 23 2014
CFTC IMMポジション(3/18付集計-3/21公開分)
先週のドル円は前週末のウクライナ情勢の緊迫化からの下落を引きずった形で101円中盤スタート、前半は102円を上抜けなかったものの水曜日のNY時間に発表されたFOMC声明及びイエレン議長発言から102円台中盤にジャンプアップ、そのまま102円台前半を維持しての終了という形となりましたが、今回のIMM集計は序盤の102円トライもみ合い時点のものとなります。
3/18付IMM集計、対円では反転のロング増・5週ぶり反転のショート減から、売り越しは6万枚台に前週比4割減・売買計も減少。 対ユーロは6週連続のロング増・2週連続のショート減となり、買い越しは5週連続増・売買計は微減。
なお、IMM全体においては依然緩やかにロング方向へシフト中で売り越しも4万枚台と一挙に半減しました。
CFTC IMMポジション(3/18付集計-3/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140318.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(3/18付集計-3/21公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140318.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し