10月 27 2013
先週(~2013/10/25)の主要通貨4本値と今週のPivot
先週(10/21~10/25)及び過去4週(9/30~10/25)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び今週(10/28~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、週前半は上昇したものの米政府機関一部閉鎖(shutdown)の影響により公表が遅れていた9月雇用統計が発表されたのを機に一気に崩れはしたものの、後半は97円を底堅く推移と言った形になっております。
初日10/21(月)は前週からの反発に加え本邦貿易収支の赤字が拡大したことなどから円売りが進行し98円台に復帰。その後も上昇を続けたがNY時間入ると98.15円前後で高止まりもみ合いに。明けて10/22(火)の東京市場は日経平均が前日越したことなどから98.30円付近まで円売りが再燃したが、雇用統計を目前にして再度高値もみ合いへ、NY時間に発表された9月全米雇用統計は失業率こそ向上したもののNFPは予想から大幅にダウンしたものとなり、発表直後は97.85~98.45円を大きく乱高下した後98円前後に落ち着いてNYを終了。明けて10/23(水)は上海株や日経平均の前日比大幅下落に引きずられ98円を割り込むとストップロスを巻き込み97.25円付近まで断続的に下落、欧州時間に入る頃ようやく下げ止まりはしたが97円割れを狙う下責めと反発の応酬でトピッシュな動きとなる。明けて10/24(木)、10/25(金)も同様な動きが続き最終日東京終了間近についに97円を割れたが、下責めもそこまでで欧州時間からは反発を開始し97.35円付近で1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_1025.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■今週(10/28~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 99.14 | ~ | 99.73 |
R1 | 98.37 | ~ | 98.55 |
S1 | 96.83 | ~ | 96.65 |
S2 | 96.06 | ~ | 95.47 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3943 | ~ | 1.4012 |
R1 | 1.3853 | ~ | 1.3875 |
S1 | 1.3673 | ~ | 1.3652 |
S2 | 1.3583 | ~ | 1.3514 |
■今週(10/28~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 97.93 | Low: | 96.39 |
EUR/JPY | High: | 134.64 | Low: | 132.48 |
EUR/USD | High: | 1.3909 | Low: | 1.3729 |
GBP/JPY | High: | 158.54 | Low: | 155.89 |
GBP/USD | High: | 1.6288 | Low: | 1.6148 |
先週(10/21~10/25)及び過去4週(9/30~10/25)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び今週(10/28~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_1025.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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10月 30 2013
CFTC IMMポジション(10/8集計-10/29遅延公開分)
今回お届けするのは、この遅延公開分までのものとなります。
なお、CFTCでは「CFTC Announces Schedule for Publication of Reports Delayed by the Government Shutdown」でのreleaseにおいて、今後の遅延データ公開予定をリリースしておりますが、とりあえず10/25に10/1集計分を公開した後、11/4までの週に残り分(10/8,15,22,29?)、11/8からは通常公開スケジュールに復帰する模様です。
10/8付IMM集計、対円では2週連続ロング増・3週連続ショート減となり、売り越しは5万枚台へと減少・売買計も微減。 対ユーロは2週連続のロング減・5週連続のショート減の双方減となり、買い越しは微増・売買計は若干減少。
なお、IMM全体においてはロング傾向が認められていましたが、10/8付けをもって買い越しに転換しました。
CFTC IMMポジション(10/8集計-10/29遅延公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131008.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(10/8集計-10/29遅延公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131008.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し