6月 15 2013
CFTC IMMポジション(6/11集計-6/14公表分)
先週は初日(6月10日(月))深夜の99.27円をピークに週末まで下落が連続し、木曜には93円台をつけた後、金曜には95.73円まで反発したものの94.04円と薄氷の下はすぐ93円台が待ち構えている状態で引けました。今回のIMM集計は連続下落の開始初日とも言える火曜日のNYクローズ時のものとなります。
6/11付IMM集計、対円では先回に引き続きロング増・ショート減となり、売り越しは72906枚まで減少し売買計も減少。 対ユーロも前回に引き続きロング大量増・ショート大量減の結果、売り越しは15集ぶりに4桁台の7533枚、売買計は増。
なお、IMM全体においては先回反転の兆しを見せた通り、ロング増ショート減からロング側へ進路変更しています。
CFTC IMMポジション(6/11集計-6/14公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130611.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(6/11集計-6/14公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130611.pdf
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6月 16 2013
先週(~2013/6/14)の主要通貨4本値と次週のPivot
先週(6/10~6/14)及び過去4週(5/20~6/14)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(6/17~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週は初日(6月10日(月))に若干の上窓開けからスタートし、当日深夜ロンドンFixには99.27円まで上進しましたが、それをピークに木曜日まで連続下落、木曜ロンパチに93.80円の週最安値をつけた後、金曜には95.73円まで反発したものの94.04円と薄氷の下はすぐ93円台が待ち構えている状態で引けました。
しかし木曜につけた93.80円を更に下回ることは出来なかったため、週明け早々は94円での底堅い推移が当面の底値なのか一旦引いただけなのかの見極めが必要になってきますね。
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0614.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(6/17~)用 週間Fibonacci Zone
■次週(6/10~)用 TD Range Projection
先週(6/10~6/14)及び過去4週(5/20~6/14)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(6/17~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0614.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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