7月 18 2010
大量ロスカットまであと2週間
最近、ファミマに行くたびに「Tポイントカードはお持ちですか?」とやられ、ほぼ毎回いらついて帰ってくる羽目になる。
ポイントカードの権利行使などしたいと思えば言われる前に行うだろうし、COOP(生協)のような会員制度でもないのなら、あえて「お持ちですか?」は無いだろうと思う。
これは別のファミマへの文句ではなく、利用者を見くびっているのか、選択の自由を奪っているのか、とにかく「余計なお世話」が多すぎると言いたいための引き合いで、車検制度や免許更新講習通知なども良い例だろう。
そして最近では「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」=いわゆる「FXのハイレバ規制」だ。
いよいよ来月、8月1日から個人口座を対象に一律最高レバレッジ50%が課せられ、来年8月1日からはこれが一律最高25%になる。
ハイレバ規制に関しては利用者保護かも知れないけどあくまで自己責任による自由選択で良いではないか。とこのブログでも繰り返し訴えてきたが、余計なお世話と言うよりも、「最適倍率の選択なんて、ど~せ出来ないでしょ?」と利用者を見くびらんばかりの圧政がついにスタートしてしまうわけだ。
ちなみに米国にもレバレッジ規制はあるが、こちらはメジャー通貨にあっては100倍、マイナー通貨にあっては25倍と、流動性や値飛びを考えれば自然選択的にこの辺に落ち着くでしょ。と言う内容になっている。
ともあれ、現在ドル円がここまで下がってくると、ユーロがここまで盛り返してくると、各種のロング/ショート建て玉数も当然増えているかと思いますが、証拠金維持率の確認は出来てますか?
FX取引会社によっても扱いや計算方法は違いますが、簡単に言うと7/31朝でのNYクローズ時点において、証拠金維持率が200%以上ないと、明けて8/2の取引開始時には100%を切る場合も出てくるわけで、そうなったらその瞬間にロスカットです。
くれぐれもお大事に。
7月 19 2010
ドル円:東京時間は無難に通過
多くの皆さんの期待を裏切って、ドル円は東京時間を無難に通過した模様です。
左記チャートの上は1時間足、下は15分足ですが、東京時間終了時点(15:00時点)では、1時間足でボリン中心線にトライ中、15分足ではローソク実体・ボリン中心線・遅行線がほぼ一線並びと健闘しているようです。
実はこのスクリーンショットを撮った直後にムーディーズがアイルランドの格下げを行い多少ぶれましたが影響は限定的だったようです。
さてさて、今回の土日には時間があったのでTwitterや各所ブログを色々見ていたのですが、どうも最近は「崩壊」とか「紙くずに」とか安易に使いすぎるようですね。
また、時間軸を提示しないで83円とか80円切りとか、いやいや65円とか、レートだけが一人歩きしているようですが、私の嫌いな某氏を除いてほぼすべてのアナリストがきちんと、そこに行き着くプロセスや前提条件を同時に書いています。
それを抜きで世間を惑わすような安物ゴシップ記事並みの衝撃的なフレーズを用いるのはいささか問題かな?と思いますね。
売れない評論家とか商材屋さんとかはそういう衝撃的なフレーズで注目を集めることに専念しているみたいですが、そういう物に限って中身がありません。
そんなスタイルを真似ているといつか自分自身の中身もなくなりますよ。
そんな中で、ここまで書くか?なんて物までありました。
DMM FXをやり玉に挙げて、ロスカットで暴利を盗るつもりとか、
挙句の果てには、そういったロスカット・損切りがドル円の売りを招いているからドル円が下落しているのだとか・・・。
ヲイヲイ・・・。です。
日本の為替取引は全世界において実需を含めても6%(2007年 BIS)
その中の個人投資家、またその中の不良ロング球を持っている人、そしてまたその損切り玉が、いったいどれほど為替市場に影響するというのでしょうか?
世界を相手にしているというのに日本中心の考え方をしているようじゃ・・・とこの人を嘆くのは簡単ですが、それがまたネットワークを伝播するというのは問題かなと思います。
もっとも、賢明な人はアクティブな意見もネガティブな意見も同じように収集し、自分なりの相場観を形成していける・・・とは思いますが、世の中それを言って何が楽しいのか?といった流言飛語が縦横に飛び交っています。
くれぐれもお気をつけください。
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: ロスカット ドル円 下落 暴落 崩壊 紙くず