1月 11 2015
CFTC IMMポジション(1/6付集計-1/9公開分)
2015年最初のCFTC IMMポジションが公表されました。また、新年休暇のため公表が予定順延されていた12/30付けIMMポジションも資料のみとなりますが作成しておきましたのでお持ち帰りください。
1/6付IMM集計、対円では共に反転のロング増・ショート減から、売り越しは90083枚へと約0.6万枚の減・売買計は156403枚へと約0.2万枚の増。 対ユーロは2週連続のロング増・3週連続のショート増から、売り越しは161040枚へと約0.8万枚の増・売買計は253072へと約1.4万枚の増。IMM全体では売り越しは367510枚と約2.6万枚の増・売買計は731510枚と約2.7万枚の増となり、全体の傾向としては2,3週前を頂点としたショート方向への反転と伺えます。
CFTC IMMポジション(12/30付集計-1/5公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401230.pdf
CFTC IMMポジション(1/6付集計-1/9公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150106.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(12/30付集計-1/5公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_201401230.pdf
CFTC IMMポジション(1/6付集計-1/9公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20150106.pdf
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1月 11 2015
先週(~2015/1/9)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(1/5~1/9)の動向及び過去4週(12/15~1/6)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/12~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
2015年最初の平常週となった先週のドル円は、ギリシャのユーロ圏離脱懸念や欧米株安を意識してのリスクオフに始まり、雇用統計の先行指標のひとつでもあるISM非製造業の不振が追い打ちしましたが、続くADP雇用統計が反発源とはなったもののFOMCにて早期利益の期待が薄まると再度リスクオフモード、本命の雇用統計は良くはあってもリスクオンには及ばず発表直後こそ乱高下があったもののリスクオフのまま週を終える・・・と言った週となりました。
初日1/5(月)は朝からギリシャ懸念やECBによる追加緩和観測等、ユーロが売られる展開となりドル円は対ユーロでの買いから一時120.56円付近まで買われたものの、ユーロ円からクロス円全般での円買いへと変化、その後欧州時間やNY時間に入ると欧州株やダウの軟調から120円を割り込むとストップを巻き込み119.40円付近まで急落。明けて1/6(火)は欧米での流れを引き継ぎドル円は頭が重い展開となり日経が一時前日比450円安となるとドル円も119.16円まで連れ安、午後に一旦は持ち直すが米債利回りの低下などから東京終了間際には119円割れ、更にNY時間に公表のISM非製造業が弱いところにダウが失速するとドル円は一気に118.05円付近まで雪崩落ち。明けて1/7(水)日経の持ち直しに連れドル円も119円を回復し119円挟んでの小動き、NY時間に公表のADP雇用統計が強い数字を出すとドル円は119.64円付近まで反発したものの、続くFOMCにて早期利上げ期待が後退すると再度失速し119円台前半まで押される。明けて1/8(木)は日経の堅調からFOMCでの下げを取り戻し119円後半まで反発、欧州時間以降も日経先物の堅調から120円目前まで上値を伸ばすが翌日の雇用統計を控えて120円のキャップに頭打ちの展開。最終日1/9(金)は欧州時間以降の欧州指標や欧州株の軟調から週初のユーロリスクが思い出されたかじり安の展開へ、そんな中発表の雇用統計は強くはあってもリスクオンするには及ばず、直後こそ119.76円付近まで急騰したものの瞬時に急落、そのまま118.50円を切る安値圏でもみ合いのまま1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0109.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(1/12~)用 主要通貨の週間Fibonacci Zone
■次週(1/12~)用 主要通貨の週間TD Range Projection
先週(1/5~1/9)の動向及び過去4週(12/15~1/6)の主要通貨4本値&チャート、及び次週(1/12~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2015_0109.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経