12月 12 2010
CFTC IMMポジション(12/07集計-12/11公表分)
12/7 NYクローズ時点集計の米商品先物取引委員会(CFTC) IMM通貨先物取組(IMMポジション)が日本時間12/11朝、公表されました。
「円」 は、ロングが前週比 -14.6%の減少で 47661枚(前週:55791枚)、ショートは前週比 -5.5%の減少で 24373枚(前週:25785枚)、共に前週から減少した結果、買い越しは前週比 -22.4%の減少となり 23288枚(前週:30006枚)へと、前週までの2週連続増加分を帳消しにしたような数字となっております。
レートから見ると前火曜→前金曜終値では83.67円→82.62円と円高、前金曜→今火曜終値では82.67円→83.48円と円安、今火曜→今金曜では83.48円→83.91円と円安、2週トータル前火曜→今金曜では83.67円→83.91円と若干の円安と、IMM取り組み枚数変化にほぼ準じており、こちらも前2週分ほぼ帳消しといった数字となっております。
「ユーロ」 は、ロングが前週比 -31.6%の減少で 32322枚(前週:47264枚)、ショートは前週比 -12.7%の減少で 47612枚(前週:54512枚)、共に前週から減少した結果、売り越しは前週比 111.0%の大量増となり 15290枚(前週:7248枚)へと、売り越し転から3週連続、増加方向へは7週連続で増加している形となります。
レートから見ると前火曜→前金曜終値では1.2977→1.3414とユーロ高、前金曜→今火曜終値では1.3414→1.3263とユーロ安、今火曜→今金曜では1.3263→1.3233とユーロ安、2週トータル前火曜→今金曜では 1.2977→1.3233とユーロ高になっており、IMM取り組み枚数としてはロング減少による売り越し増にあってもレートとしてはユーロ高が進んでいるといった状態です。
CFTCで扱われる通貨全体(MXN除く)では、ロングが前週比 -3.16%の減少で 234816枚(前週:242479枚)、ショートは前週比 -11.21%の減少で 135416枚(前週:152518枚)、双方減少の結果、買い越しは前週比 10.49%の増加で 99400枚(前週:89961枚)と、前週に引き続き10万枚の大台を割ってはいますが、若干買い越し方向に戻った形になっています。
個別に見ると円/ユーロ/ポンドの(ドルを含めて)4大通貨がロングショートとも減少し、手仕舞いが伺えますが、それ以外では変わらず売り買いがあると言った模様です。
■ 資料ダウンロード
『12/7集計-12/11公表のIMMポジション』
→ IMM_20101207.pdf をダウンロード
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12月 12 2010
先週(12/6~12/10)の為替動向
■米国株式市場 = もみ合い
■原油先物市場 = もみ合い
■NY金先物市場 = 下落(火水で一段安)
■ドル円 = 上昇(火水で一段高)
■ユーロドル = もみあいやや下落
■ユーロ円 = もみあいやや上昇
このことから先週の相場を一言で言うと、金下落とドル高・円安となります。
■先週の主な変動要因(キーワード)
・米債入札とこれによる米国債利回り上昇/下降
・欧州債務懸念の蒸し返し
・中国利上げ懸念
・RBA理事会の利上げ見送り・豪雇用統計好感
・北朝鮮の砲弾着水報道
・海江田経財相の日銀券ルール見直し発言
■今週の材料(キーワード)
・米国の景気動向=米国経済指標チェック
12/14 27:00 FOMC
~ ブラックアウト期間終了後の要人発言(本音)
・ユーロ圏債務問題
・中国金融政策
・半島情勢
・年末相場
週足デマーク指標/フィボナッチゾーン
(Demark Range Projection / Fibonacci Zone)
TD Range Projection
USD/JPY Lower: 83.11 / Upper: 85.10
EUR/JPY Lower:109.09 / Upper:113.01
EUR/USD Lower:1.3069 / Upper:1.3327
GBP/JPY Lower:131.10 / Upper:134.64
GBP/USD Lower:1.5735 / Upper:1.5942
Fibonacci Zone USD/JPY
R2 85.50 ~ 86.26 / R1 84.50 ~ 84.74
S1 82.28 ~ 82.51 / S2 80.76 ~ 81.52
Fibonacci Zone EUR/USD
R2 1.3530 ~ 1.3629 / R1 1.3401 ~ 1.3432
S1 1.3113 ~ 1.3143 / S2 1.2916 ~ 1.3014
※今回は色々思うところあり、変動要因関する解説を省略し客観的事実のみとし、要因・材料に関しても因果関係の解説は避け、否定できないものの列挙にとどめさせて頂きました。
■資料ダウンロード(以下がひとつのファイルにとりまとめてあります。)
『先週(12/6~12/10)の為替動向』
→ 2010_1210.pdf をダウンロード
◎先週の主要8相場チャート
◎先週限のドル円/ユーロドル日足1年分
◎先週の4本値と今週のPivot
◎週間為替リポート保存版PDF
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: デマーク指標 Demark Range Projection Fibonacci Zone ユーロドル ドル円 クロス円 原油 為替 株式 米国 指標 ダウ 介入 日銀 金融緩和 FRB ECB QE2 QE3 FOMC バーナンキ 出口戦略 ギリシャ イタリア スペイン 緊縮財政 雇用統計