8月 21 2009
今夜、バーナンキショックはあるのか?
FRBのサイトを見ていたらこんな情報を発見しました。
What's Next
August 21 | Speech – Chairman Ben S. Bernanke Reflections on a Year of Crisis At the Federal Reserve Bank of Kansas City Economic Symposium, Jackson Hole, Wyoming 10 a.m. EDT |
つまり、バーナンキ議長のスピーチがある模様ですね。
現地時間 午前10:00なので日本時間では23:00と言うことになりますが、
過去、バーナンキ議長のスピーチがあった際はドル円はもちろん、クロス円全般、
バーナンキ議長の登壇と共に上昇し、口を開くにつれ下落していく。
と言うパターンを描いたかのように記憶しています。
さらには今回、週末調整があるし、NYオープン、LDNクローズの間という時間も絶妙です。
演題である「Reflections on a year of crisis」は
日本語訳するなら「危機の年を熟考して」と言ったあたりでしょうか。
となると発言内容は、現在どのような状況でこれから先どうなるのか。になるかと思います。
バーナンキ議長の考えは、「明るい展望」なのかそれとも「まだ堪え忍べ」なのか。
下手な指標よりよほど影響力のある要人発言に注視してみたいと思います。
8月 22 2009
やはりバーナンキ発言は重要
昨晩「バーナンキショックがあるかも」などと書きましたが、やはりありましたね。
それも中古住宅販売件数とあいまっての派手な展開となりました。
私はポンド円で待っていたのですが、
指標でだけなら10数分内に 50~61.8%戻しがあるのに 78.6%くらいのレベルにしかならない。
かと思えばもっと延ばしていくのは何故?と、考えてみましたら、
やはり最初の上げは指標。高値継続はバーナンキの強気発言。と理解しました。
米中古住宅販売件数が予想より強い内容だったことに加え、
バーナンキが世界景気の見通しに楽観的な見方を示したことにより、
米国株高→リスク志向の高まり→
円売りとドル売りと、公式通りの展開から入り
その後は、バーナンキ発言を好感しての米長期金利の上昇
(債券売り)→ドル買いへと転じ、
クロス円はドル円の上昇に連れ高で高値圏キープ。と言った状況ではないでしょうか。
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By najirane • FXに関する雑感, ニュース, 経済・政治・国際 • Tags: バーナンキ FRB 中古住宅販売件数 指標