7月 16 2009
連載:その地合判断、正しいですか? (その4)
さて、下で「今週はユーロ円なら132円位に戻るかも」なんてことを書きましたが、
その根拠はデマーク指標だったりします。
EUR/JPYの先週終値は128.88円でしたが、4本値で書くと
始値:134.05 高値:134.08 安値:126.97 終値:128.88 となり、
さらにその前週の4本値は
始値:133.94 高値:136.91 安値:133.35 終値:134.07 となりまして、
ここからデマーク指標を計算してみると、
S1:124.37、R1:131.48となります。
加えて、今週に目白押しな決算発表や各種経済指標は好感される内容が多いだろう。
と言うことは、予想値よりもさらにユーロ高に振れる可能性が高い。と判断したわけです。
実際これを書いている時間帯ではEUR/JPYは132.50円を超えてますので
予想道理高値に振れたことになりますね。
今日のこれからの動きによっては、
もう一つのデマーク指標の使い方の実証が出来ると思いますので
ちょっと注意深く見ていきたいと思います。
ちなみに今日ここまでの私の成績は
家に帰ってきてから(19時頃から)現在までで、+58pipでした。
7月 19 2009
先週(7/13~7/17)の為替動向
先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。
なお、左記画像を含めた当文書は
以下のPDFとしても取り出せます。
「2009_0717.pdf」をダウンロード
■米国株式市場
水曜日急騰、その後上昇基調
■WTI原油先物市場
上昇基調、金曜日に急騰
■ユーロドル
水曜日ユーロ高・ドル安、その後もみ合い
■ドル円
ドル高・円安基調
■ユーロ円
ユーロ高・円安基調
ドル円の先週終値は 94.17円
ユーロ円の先週終値は 132.74円だったので
前回書いた、「ドル円ならば1ドル=94円、
ユーロ円は1ユーロ=132円くらいに戻るかも」
とした予想は的中と言えるのではないでしょうか。
各為替の関係で言うなら
前回書いた「円独歩高の是正」により
クロス円で円売りされたことに加え
一連の決算発表から米国株式が上昇、
原油も上昇し、ユーロだけでなく
クロス円全体が上昇した。
と見るのが正しい気がします。
つまり、円独歩安ですね。
中盤から週末にかけて
ユーロドルではもみ合い状態になりましたが
週末の原油急騰を受けて
ユーロとドルが共に上昇し、
ちょっとダブルトップっぽく見えます。
よって、今週の寄りつき如何によっては前半にクロス円の下落か、
更なる上昇があった後、各通貨もみ合いか緩やかに下落するような気がします。
■各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ユーロ円
予想高値 136.965 / 135.860
予想安値 129.855 / 130.350
ドル円
予想高値 97.285 / 95.685
予想安値 92.945 / 92.945
ユーロドル
予想高値 1.4300 / 1.4266
予想安値 1.3960 / 1.3996
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
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By najirane • 為替動向と予想