11月 3 2011
2011/11/02 NY午後
先ほどFOMC議事録が公表されましたが、議事録内ではQE3に関する言及が無かったため、市場はドル買いで反応、ユーロは反落と言った展開となりました。
チャートを見ると一時78円割れを繰り返していたドル円も78.10円台に復帰、ユーロは本日高値から100ポイントほどの下落。これを時間足で見た場合、ドル円は…取りあえずそんな物と言うことで、ユーロドルは復調してきた遅行線がボリン中心線に見事に嫌われた形となり、15分足を見るとドル円は遅行線がボリン中心線上抜け、ユーロドルは同じく下抜けと好対照ですね。ただしこれを書いている現在、ユーロドルは15分雲下限で粘っており、チャートは上げていませんが1分足が雲を上抜けすると早々簡単に落ちてこないかも知れません。
しかし本日の本番はこの後、3:15からのバーナンキ議長会見、そして裏番組として既に始まっている「ちゃぶ台返しのパパンドレウ首相vs欧州連合(メルケル+サルコジ+ファンロンパイ+バローゾ+ラガルド)の無制限金網デスマッチ」でしょうか。朝方には勝敗が確定していそうですが…パパンドレウの政治声明は如何に?
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5月 20 2013
先週の「102円の意味と…」の修正
左図の上はそのとき上げたチャート、下は修正のために追加させていただく同じ月足チャートです。
先週「頭打ち」と書いた根拠は左図下のチャートで薄赤色の四角に対して左端と中央付近で内接している部分。
これがちょうど101.50円付近(正確には2009年4月高値の101.430円)にあると言うことと、緑線の下降チャネル内に描けるもう一つの下降チャネル(赤線)では上端に接している。と言う理由による物でした。
そして、週中盤まではそれを裏付けるかのように102円で上値の重さを呈していましたが週末になりあっさりクリア。103.30円まで達した次第です。
そこでもう一度月足を見ていたら、103.50円付近(正確には2004年4月頃の安値103.470円)を上限とする左図の薄赤四角が見えて来ました。こちらであれば、当面の高値ラインではなく高値域と言った表現になり、先週末終値103.28円もまだその範囲内と言うことになります。
(※ただ、赤線での下降チャネルは既に上抜けと言うことで失効と言えるかもしれません。)
左図は上から時間足(先週約1週間分)、日足(概ね昨年末から)、最後にもう一回月足(概ね1997年頃から)になります。
まず、時間足では、
5/13高値~5/15高値をつないだ延長線(レジスタンスTL)に頭を押さえられたかのような形で週引けしています。
次に日足でも、
2/7高値~4/11高値をつないだ延長線(レジスタンスTL)に頭を押さえられたかのような形で週引けしています。
更に月足でも、
前段で書いた薄赤四角の上端(正確には200年1月高値,2004年4月安値,2005年4月安値,2008年3月~9月の高/安値,等複数の点をつなぐ平行線)に達したような状況となっています。
つまり、時間足、日足、月足いずれの場合もレジスタンスに達している状態で、順当に考えるなら個々で言った退却した後、折を見て110円(緑線の下降チャネル及び次の直近高値=クリア目標の2008年8月高値の交点)にトライする。
と言う見方になるのではないでしょうか。
もちろんここををあっさり抜けたら108.925円までは過去に多少のモミ場はあってもノンストップのような状況ですが、これだけレジスタンスが集中しているところを抜けたのなら一気にそこまで行くパワーも否定は出来ません。
本命は現在レベルの少し上(103.50円)までか、104円トライのそぶりを見せた後、心理的節目100円~最大95円目処まで反落。
穴馬的には103.50円をあっさり抜けたまま108.925円と109円目前まで急進。と言うところではないでしょうか。
当面見えている材料としては…22日(水)のバーナンキ会見やFOMC議事録公表でのQE3処遇、そして月末月初の重要指標あたりでしょうか。また、ダウも日経も数字は絶対値で”15000″ですが、これが更に上進するのか同じように頭打ちなのかも見逃せないところです。
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By najirane • 分析・相場観・手法, 為替動向と予想 • Tags: FOMC, チャネル, ドル円, バーナンキ, レジスタンス