2月 2 2014
先週(~2014/1/31)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(1/27~1/31)の動向及び過去4週(1/6~1/31)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(2/3~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は102円の攻防からの反発に始まり週中盤には103.43円まで上昇したもの反落、直後と最終日NYクローズ前に再度102円の攻防と、3度の下値責めに堪えても上値も重い1週間でした。
初日1/27(月)は前週末からの下値攻めから始まり早々から102円を切り101.73円まで押されるが、そこを堪えると新興国通貨の下落に相反して欧州時間入り頃には102.70円付近まで反発上昇。NY時間まで反発継続したものの住宅関連指標の不振などから102.40円付近まで反落。明けて1/28(火)の東京時間は動意無く推移したが欧州時間に入り米債利回り上昇や翌日に予定のFOMCでのQE縮小観測からドルが上昇、NY入り頃には103円越えを達成。しかし耐久消費財関連指標等の不振から102.63円付近まで反落。明けて1/29(水)トルコ中銀の大幅利上げによりクロス円が総じて上昇、ドル円もこの流れから早朝に103.40円付近まで上昇し東京時間は高値でのもみ合いとなったが欧州時間以降にトルコ円が急落するとクロス円も連れ安、ドル円も102.80円付近まで下落、NY時間にはFOMCの様子見のためか102円前後まで下落しての待機。明けて1/30(木)FOMCでのQE縮小は想定の範囲だったため一時102円を割り込む等乱高下も見られたが影響は一時的なものとなり徐々に反発を開始、東京時間で102.50円付近まで上昇し欧州入り頃一時102.20円付近まで押されたがNY時間まで上昇を続け102.86円付近まで。明けて最終日1/31(金)は日経平均が前日比マイナスになるとドル円も連れ安となったが中国が春節入りしさらなる下値攻勢も見られず、102円の底堅さを確認して1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0131.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■今週(2/3~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 104.08 | ~ | 104.69 |
R1 | 103.28 | ~ | 103.47 |
S1 | 101.68 | ~ | 101.49 |
S2 | 100.88 | ~ | 100.27 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3797 | ~ | 1.3887 |
R1 | 1.3679 | ~ | 1.3706 |
S1 | 1.3442 | ~ | 1.3414 |
S2 | 1.3324 | ~ | 1.3233 |
■今週(2/3~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 103.60 | Low: | 102.00 |
EUR/JPY | High: | 141.97 | Low: | 140.13 |
EUR/USD | High: | 1.3601 | Low: | 1.3364 |
GBP/JPY | High: | 169.69 | Low: | 165.82 |
GBP/USD | High: | 1.6531 | Low: | 1.6335 |
先週(1/27~1/31)の動向及び過去4週(1/6~1/31)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(2/3~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0131.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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2月 9 2014
CFTC IMMポジション(2/4付集計-2/7公開分)
先週のドル円は集計日前日の2/3(月)のISM製造業景況指数の予想割れから攻防ラインを一気に101円にシフトダウンすることになり、2/6(木)のドラギ会見から円売りの流れと変化し、最終日2/7(金)の雇用統計後102円台に復帰という流れとなりましたが、今回の集計はISM後の101円攻防から何とか上昇しようともみ合っている最中の集計となります。
2/4付IMM集計、対円では反転のロング減・6週連続のショート減の双方減となり、売り越しは6週連続・売買計も2週連続の減と共に昨年10月水準に後退。 対ユーロは双方反転のロング減・ショート増となり、1週交代での再々売越し転・売買計は微減。
なお、IMM全体においては前回緩やかな縮小からロング方向に反発したように見えましたが、依然縮小継続のようです。
CFTC IMMポジション(2/4付集計-2/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140204.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(2/4付集計-2/7公開分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20140204.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し