12月 31 2013
CFTC IMMポジション(12/24付集計-12/30遅延公開分)
先週は104円からスタートし約1円値幅を1週間かかって階段を上がり、週末には2008年10月以来の105円台に上っての終了となりましたが、先日もお知らせしたように、12/24付けIMM集計はクリスマス休暇による既定遅延にて12/30のNY終了後(日本時間では大晦日未明)に公開となりました。
なお、今週に入り初日月曜日に既に105.40円と年初来高値を更新しており、本年最終日の今日(12/31 火)、これを更に伸ばした形でのIMM集計を迎えることになるかどうかも注目されるところです。
12/24付IMM集計、対円では反転のロング減・2週連続のショート増となり、売り越しはついに14万枚台(2007年5/29集計に次ぐ歴代9位)・売買計は若干減少。 対ユーロは4週連続のロング増・反転のショート増の双方増となり、買い越しは3.2万枚に増加・売買計も微増。
なお、IMM全体においては、3週連続してほぼ横ばいの状況です。
CFTC IMMポジション(12/24付集計-12/30遅延公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131224.pdf
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(12/24付集計-12/30遅延公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20131224.pdf
なお、先日もお知らせしましたが、CFTCのサイトでは2014年分のリリーススケジュールが公開されています。
これによると2014年は
1/3→1/6(NewYear)
7/4→7/7(独立記念日)
11/28→12/1(感謝祭)
12/26→12/29(クリスマス)が
既に遅延を予定しているようです。
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1月 5 2014
先週(~2014/1/3)の動向と主要通貨4本値及び今週のPivot
先週(12/30~1/3)の動向及び過去4週(12/9~1/3)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(1/6~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
※なお、左記チャートでは大半のFX業者が休業となった1/1を飛ばした形で掲載しております。
そのような中でも年末12/30と年初1/2の2回に渡り高値更新を試みたことで、12/30日には105.41円と年初来高値を更新、また年初は105.44円といきなりハードルの高いベンチマーク値を付けることになりました。
初日12/30(月)は前週末に年初来高値を更新した勢いが継続し午前中に105.41円を付け再度年初来高値を更新、利確売りと押し目買いが高値域でもみ合うが欧州入り後に再度高値を狙ったものの届かなかったため反落を開始、しかし105円を底に下げ渋り粘りNYを終了。明けて12/31(火)東京は大晦日休場、参加者が少ない中、押し目作りの売りに押されるも104.86円を底に買い支えが優勢。年越しは欧州市場も休場や短縮となるため動意薄いまま年越しするとNY午後からは米債利回りダウ共に上昇に連られドル円も105円台を回復し105.28円処まで上昇。明けて1/1(水)はほとんどのFX業者が休業となり実質取引無し。明けて1/2(木)も東京市場は休場だが円安基調は続き、105.30円前後から始まった2014年は欧州時間から米債利回り上昇にも助けられじり高、NY入り直後に105.44円と再度高値を更新したのもつかの間、欧州株や日経先物の軟調からリスク回避に一転、利益確定売りも併せドル円は104.80円付近まで急落し一旦は落ち着くがNY午後から再度104.54円まで下落。明けて最終日1/3(金)も東京市場は休場、NYの重い空気に加え中国指標や中国株の軟調から一時104.16円と104円を割り込むかの急落。欧州入りから徐々に持ち直し、NY時間に入るとバーナンキFRB議長から経済はかなり進展しているなどの発言を手がかりに米債利回りが上昇、連れてドル買いも優勢となり104円82銭付近まで戻して1週間を終了。
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0103.pdf
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■今週(1/6~)用 週間Fibonacci Zone
■今週(1/6~)用 TD Range Projection
先週(12/30~1/3)の動向及び過去4週(12/9~1/3)の主要通貨4本値&チャート、及び今週(1/6~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2014_0103.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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By najirane • 為替動向と予想 • Tags: 4本値, Demark, EUR, Fibonacci, JPY, N225, Pivot, USD, Wilder, フィボナッチゾーン, 日経