9月 8 2013
先週(~2013/9/6)の主要通貨4本値と次週のPivot
先週(9/2~9/6)及び過去4週(8/12~9/6)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(9/9~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
先週のドル円は、前週末にシリア攻撃懸念の後退や中国PMIの強い結果などから日経平均の反発スタートにつれて上窓を開けての堅調スタート。欧州時間以降も堅調ぶりを続け99.50円越まで上進したものの米国及びカナダがレイバーデーによる休場のため上昇一服、明けて9/2(火)もBOJでの景気判断引き上げ検討観測等の報道や翌週発表のGDP上方修正期待等から堅調継続し99.70円付近まで高値を更新したものの、欧州時間に入って地中海でのミサイル発射探知騒動からリスク回避の円買いとなり99.17円まで急落、後刻ミサイルの正体がイスラエルと米国の合同実験と判明すると再び堅調模様へ、NY時間に入りISM製造業景況指数が予想越の結果となるとドル買いが加速し99.85円付近まで上昇したが、ベイナー米下院議長から対シリア軍事行動支持表明が出されると再びリスク回避の円買いとなり99.40円付近まで急落、明けて9/4(水)は序盤軟調スタートとなったが午後からは日経の反発に支えられ再び99.76円付近まで上昇、この夜出されたベージュブックは無風通過の状況となり、明けての9/5(木)BOJの現状維持策も無風通過となったが午後遅くに行われた黒田日銀総裁会見や米長期金利上昇などからついに100円乗せ、NY時間に発表のADP雇用統計やISM非製造業の数字も好感され100.22円付近まで上昇したものの最終日、9/6(金)に発表の全米雇用統計が予想を下回るとドル売り円買いが大挙し一気に98.76円付近まで急落、その後週末調整で多少持ち直し99.05円付近で引けると言った、初日上昇分を週末金曜日に一気に帳消しとした週となりました。
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0906.pdf
■PDF資料(計3p)の内容
●P1:ドル円/ユーロ円/ユーロドル/ポンド円/ポンドドルの過去5日分日足及び過去4週分(週足)の4本値と値幅、及びそこから算出されるWilderピボット/Demarkピボット/Demarkレンジ/フィボナッチゾーン
●P2:IMMで扱われる主要対ドル8通貨とダウ先/日経/金/オイルの過去5日分日足及び過去5週分週足の4本値
●P3:IMM取り扱いの対ドル主要8通貨の先週1週間チャート(1H足&週間Hi-Lo&SuperBollinger+スパンモデルもどき)
■次週(9/9~)用 週間Fibonacci Zone
Fibonacci Zone USD/JPY | |||
R2 | 101.13 | ~ | 101.87 |
R1 | 100.16 | ~ | 100.39 |
S1 | 98.21 | ~ | 97.98 |
S2 | 97.24 | ~ | 96.49 |
Fibonacci Zone EUR/USD | |||
R2 | 1.3290 | ~ | 1.3337 |
R1 | 1.3229 | ~ | 1.3244 |
S1 | 1.3108 | ~ | 1.3093 |
S2 | 1.3047 | ~ | 1.3001 |
■次週(9/9~)用 TD Range Projection
TD Range Projection | ||||
USD/JPY | High: | 100.66 | Low: | 98.61 |
EUR/JPY | High: | 134.46 | Low: | 130.01 |
EUR/USD | High: | 1.3201 | Low: | 1.3079 |
GBP/JPY | High: | 157.77 | Low: | 153.48 |
GBP/USD | High: | 1.5746 | Low: | 1.5561 |
先週(9/2~9/6)及び過去4週(8/12~9/6)の主要通貨4本値と主要通貨チャート、及び次週(9/9~)用各種ピボットデータ・フィボナッチゾーン等
資料PDFダウンロード → Pivot_2013_0906.pdf
こちらも併せてご覧ください。『なじらね流 Pivot_Trade (連載4回)』
~pivotの多様な考え方とその応用~
第1回:PIVOTという概念
第2回:WilderのPivotとその概念図
第3回:Wilder “以外の” Pivot
第4回:BollingerBandとの関係
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9月 15 2013
CFTC IMMポジション(9/10集計-9/13公表分)
先週のドル円は2020年オリンピックの東京開催決定を受け週初から前週末引け値99.09円に対し始値99.65円と上窓を開けて上昇、しかし100円をタッチしたところで100円台の売りが大量に残っているためか頭打ち、欧州時間にはずるずると値を下げるものの99.30円付近で底堅く推移、翌9/10(火)には日銀金融政策決定会合議事要旨が公表される想定通りだったため無風通過、その後欧州時間に入り安倍首相による金融パッケージとりまとめ指示やシリア外相による化学兵器の国際社会管理下への移行提案受け入れ発言から再びドル買いが盛んとなり、NY時間には100.45円まで上進。今回のIMMポジション集計はその頃にまとめられたものとなります。
9/10付IMM集計、対円では4週ぶりの反転ロング減・3週連続のショート増となり、売り越しは10万枚に迫る増化・売買計は減。 対ユーロは2週連続のロング減・ショートは反転減と双方減となり、買い越しは1万枚に台に減少・売買計も減。
なお、IMM全体においては先回反転?としましたがショート底打ちを8/13・ロング頭打ちを8/27とした縮小のようです。
CFTC IMMポジション(9/10集計-9/13公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130910.pdf
■資料PDF内容
・P1 対円投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P2 対ユーロ投機筋 ロング・ショートの枚数とその増減/売越し(買越し)の枚数のその増減/売買計とその増減/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P3 CFTC IMMポジションに管掌される8通貨の投機筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数
・P4 対円投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
・P5 対ユーロ投機筋+実需筋 ロング・ショートの枚数/売越し(買越し)の枚数/売買計/集計時(火曜)終値/参考値(金曜終値)
※CFTC IMMポジションとは米商品先物取引委員会(CFTC)に全米の各取引所から報告された、International Monetary Market 通貨先物取組を集計したもので、毎週火曜日のNYクローズ時点での集計が金曜日のNYクローズ後(日本時間では土曜日早朝)に公表されます。
データ参照先:CFTC Historical Compressed
※IMMポジションは市場全体の動きではなく、あくまでCFTCに報告された数字だけであり、投機筋/実需筋という分け方も便宜的なものです、また、あくまで過去指標として為替の価格変動を後追いするだけの物であり、将来の価格変動を予測出来る材料ではないと言うことは否めませんが、現状の貿易収支や政治経済情勢を勘案し、過去の動向などに照らし合わせることにより、相場のファンダメンタル=特に市場の方向性や過熱感、いわば潮目として認識したり、相場のダイナミズムを数字から可視化していくことで大局観・相場観を得る事には有効です。
CFTC IMMポジション(9/10集計-9/13公表分) 資料を PDF(計5p)でダウンロード → IMM_20130910.pdf
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By najirane • IMMポジション • Tags: CFTC, IMMポジション, 売り越し, 実需筋, 投機筋, 米証券先物取引委員会, 買い越し