8月 22 2009
やはりバーナンキ発言は重要
昨晩「バーナンキショックがあるかも」などと書きましたが、やはりありましたね。
それも中古住宅販売件数とあいまっての派手な展開となりました。
私はポンド円で待っていたのですが、
指標でだけなら10数分内に 50~61.8%戻しがあるのに 78.6%くらいのレベルにしかならない。
かと思えばもっと延ばしていくのは何故?と、考えてみましたら、
やはり最初の上げは指標。高値継続はバーナンキの強気発言。と理解しました。
米中古住宅販売件数が予想より強い内容だったことに加え、
バーナンキが世界景気の見通しに楽観的な見方を示したことにより、
米国株高→リスク志向の高まり→
円売りとドル売りと、公式通りの展開から入り
その後は、バーナンキ発言を好感しての米長期金利の上昇
(債券売り)→ドル買いへと転じ、
クロス円はドル円の上昇に連れ高で高値圏キープ。と言った状況ではないでしょうか。
8月 23 2009
先週(8/17~8/21)の為替動向
先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。
■米国株式市場
水曜日、金曜日と級数的に上昇。
■WTI原油先物市場
水曜日に一段高。
■ユーロドル
週初こそ前週末の原油下落を受け下落したが
水曜日、金曜日にダウ上昇を追うように
ユーロ高、ドル安。
■ドル円
もみ合いながらもドル安、円高傾向。
■ユーロ円
もみ合い。
先週1週間は指標と発言で大きく変動。となりました。
特に週末金曜日のバーナンキ発言により
経済復興の見通しが確信され
ダウ、原油共に上昇したことが
先週を物語っているように思えます。
他の指標判断も先行き見通しがどうなのか?で
動いたような動きだからです。
週末のダウ、原油の急上昇に
今週週初は若干の戻しがあるかも知れませんが
経済の明るい見通しを基調として
全般的にダウ、原油、ユーロは上昇地合
と思って良いかと思います
■今週の各為替の週足デマーク指標値
(Demark Range Projection / Demark Pivot Points)
ユーロ円
予想高値 136.365 / 136.365
予想安値 134.245 / 134.245
ドル円
予想高値 94.825 / 94.825
予想安値 92.945 / 92.945
ユーロドル
予想高値 1.45100 / 1.45130
予想安値 1.41800 / 1.41820
※デマーク指標の予想には
Demark Range Projection と
Demark Pivot Points の2種ありますので
両方を提示しています。
※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
週間為替リポート「2009_0821.pdf」をダウンロード
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By najirane • 為替動向と予想