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8月 25 2009

それは内政干渉に等しいです:補足

昨晩、「それは内政干渉に等しいです」と言う内容で、国外企業や諸外国に対してまで
規制を働きかけようとする金融庁の横暴ぶりを非難しましたが、
これは単に規制を受ける側の抵抗や腹いせではありません。

皆さんの中で金融そのものや資産運用といったことを、
大学・専門学校を除く小中高の学校教育や家庭教育として
学習した経験をお持ちの方はどれだけいらっしゃるでしょうか。

金融広報中央委員会が行った調査によれば、受けたと答えた人は全体の4.2%に過ぎず、
67.6%の人が受けなかったと答えています。

私は中学の時に公民(社会)の授業中の脱線話としてインフレ・デフレのメカニズムや
現物・先物取引市場話(=相場モノ)を聞いた記憶はあっても、
正規の科目もしくは正規の単元授業として教育を受けた記憶はありません。

私事ですが、私が育った環境というのは
父親が公認会計士、母親が商店経営、長兄が経済学博士と言う構成で、
経済・金融用語や世界情勢、体制(○○主義)に始まり
風が吹けば桶屋が儲かる仕組みは夕食時の会話レベルで吸収出来ました。

しかしこんな例は極めて稀有なことで、
先述のように多くの人は何も学ぶ事無く社会に出ています。

高度経済成長時ならそれでも良かった事でしょう。
黙っていても収入は右肩上がりに増え、退職時にはまとまった退職金も得られる。
約束された年金受給のおかげで、貯えの切り崩しも最小限で済んだ。

しかしそれは成長期にあったからです。

成熟期もしくは減退期にある今日では、上述は全て逆になります。
黙っていても収入は右肩上がりに増え、
 ⇒昇給は遙か彼方の記憶。実質賃金は目減りの一途。
退職時にはまとまった退職金も得られる。
 ⇒突然のリストラで退定年退職のその日すら迎えられるかどうか。
 ⇒派遣やアルバイトに退職金はない。

約束された年金受給のおかげで、貯えの切り崩しも最小限で済んだ。
 ⇒年金?それって貰えるんですか?それで生活できるんですか?
 ⇒蓄えようにも月々の余剰金が出てきません。

だから増やすしかないんです。
でもどうやって増やせば?

ここで学校教育や家庭教育において金融・経済教育が無かった弊害が出るんです。
昨今ではベストセラーにもなっているように、
米国においては初等教育の時点から高等教育においてなお
一貫して金融・経済教育が行われています。

金融資産の所有方法について面白いデータがあります。
日本では約半分が現金・預貯金、株式・投資信託が約2割であるのに対し、
欧米では半分以上が株式・投資信託で現金・預貯金は1割程度です。
この違いはどこから来るのでしょうか。
結局日本人は「運用」が出来ないんです。

運用のためにはリスク分析やポートフォリオは必須です。
それなりのリスクを知っているならば
無謀とも思えるハイレバレッジはかけないでしょう。

さて、結論です。
ハイレバは諸刃の刃であることは周知の事実です。
しかしハイリスクであるからとそれを規制するより先に、
学校教育で経済・金融教育を行うのが筋という物でしょう。
危険な遊びをする子供を叱るのは簡単です。
しかしそのように育ててしまった自らの責任も忘れてはいけません。

こんな教育が日本にもあれば、ここまでおかしい事にはならなかったでしょう。



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By najirane • FXに関する雑感, ニュース, 経済・政治・国際 • Tags: ハイレバ規制 金融庁 経済 金融

8月 25 2009

それは内政干渉に等しいです

本日早朝に流れたNHKニュースには呆れてものも言えなくなりました。

>>海外に拠点を置く業者に対しては、違反した場合でも警告を出すにとどまり、行政処分ができず、事実上の「規制逃れ」につながります。このため金融庁は、海
外の金融当局にも協力を要請していますが、国境を越えた金融取引が広がるなか、今回のFX取引の規制強化をきっかけに国際的な規制の統一や金融当局の連携
強化があらためて課題となっています。

当たり前の話ではないでしょうか。
そして為替は日本固有の物ではなく、国際間取引は当たり前。
その業者も為替取引をする者も日本人のみではなく
むしろその参加者は本年4月に、これまで取引高4位だったシンガポール市場、
これまで3位だった東京市場が逆転し、日本市場は4位転落と
ますます国際間取引での寡占率は低くなっています。

全ては金融庁の無謀な規制強化であることを解っていないのでしょうか?

それに国外での金融取引に口を出すなど、内政干渉に等しい行為です。
例えば先ほどイタリアで本年1月からキャリーオーバーを続けていた宝くじに
ついに当選者が出現し、日本円にして約270円の宝くじから
約200億円の当選金が発生することになりましたが、
日本のロト6の上限当選金4億円とは比べものにならない倍率です。
これにもいちゃもんを付けたいのでしょうか。

どこかの(政治力のある)資産家が建玉を放置していて
含み損もしくは実損が出たからと言って規制強化という腹いせは無いでしょう。
相場での負けを認めず、政治力を利用して勘違いな八つ当たりをするようなやからは
相場と向き合う資格などありません。
そのような不埒な投機的資産家や政治家を排除をするべきであって、
善良で真面目な外国為替証拠金取引愛好家を苦しめないでください。

まもなく首相の座から引きずり下ろされる人は、
「株とか相場をやっている奴はうさんくさい」とまで言ってのけましたね。
もしかしたら相場で大損こいたのは当の本人なのでしょうか。

こんな救いようのない人たちが実権を握っているような国だから
海外業者へ、いっそ国外移住へと離散し、ますます市場は縮小する。
そんな道理すら解らないのでしょうか。

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8月 23 2009

先週(8/17~8/21)の為替動向

2009_0821_c 先週の米国株式、原油、為替相場は
下記のような流れでした。

■米国株式市場
 水曜日、金曜日と級数的に上昇。

■WTI原油先物市場
 水曜日に一段高。

■ユーロドル
 週初こそ前週末の原油下落を受け下落したが
 水曜日、金曜日にダウ上昇を追うように
 ユーロ高、ドル安。

■ドル円
 もみ合いながらもドル安、円高傾向。

■ユーロ円
 もみ合い。

 

先週1週間は指標と発言で大きく変動。となりました。
特に週末金曜日のバーナンキ発言により
経済復興の見通しが確信され
ダウ、原油共に上昇したことが
先週を物語っているように思えます。
他の指標判断も先行き見通しがどうなのか?で
動いたような動きだからです。

週末のダウ、原油の急上昇に
今週週初は若干の戻しがあるかも知れませんが
経済の明るい見通しを基調として
全般的にダウ、原油、ユーロは上昇地合
と思って良いかと思います

■今週の各為替の週足デマーク指標値
 (Demark Range Projection / Demark Pivot Points)

ユーロ円
  予想高値  136.365 / 136.365
  予想安値  134.245 / 134.245
ドル円
  予想高値   94.825 /   94.825
  予想安値   92.945 /   92.945 
ユーロドル
  予想高値  1.45100 / 1.45130
  予想安値  1.41800 / 1.41820

※デマーク指標の予想には
 Demark Range Projection と
 Demark Pivot Points の2種ありますので
 両方を提示しています。

※なお、このコンテンツはチャート図を含めPDF文書としてダウンロード可能です。
週間為替リポート「2009_0821.pdf」をダウンロード

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By najirane • 為替動向と予想

8月 22 2009

やはりバーナンキ発言は重要

昨晩「バーナンキショックがあるかも」などと書きましたが、やはりありましたね。
それも中古住宅販売件数とあいまっての派手な展開となりました。
私はポンド円で待っていたのですが、
指標でだけなら10数分内に 50~61.8%戻しがあるのに 78.6%くらいのレベルにしかならない。
かと思えばもっと延ばしていくのは何故?と、考えてみましたら、
やはり最初の上げは指標。高値継続はバーナンキの強気発言。と理解しました。

米中古住宅販売件数が予想より強い内容だったことに加え、
バーナンキが世界景気の見通しに楽観的な見方を示したことにより、
米国株高→リスク志向の高まり→
円売りとドル売りと、公式通りの展開から入り
その後は、バーナンキ発言を好感しての米長期金利の上昇
(債券売り)→ドル買いへと転じ、
クロス円はドル円の上昇に連れ高で高値圏キープ。と言った状況ではないでしょうか。

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